転生したけど捨てられそうなので、兄妹で楽しく生きることにします~超チートな家出兄妹は辺境で幸せ家族ができました~
「にいちゃ。スープもできるんじゃ……」
ごくりとユリアの喉が鳴る。前世ではわかめと豆腐の味噌汁とか、豚汁なんかもフリーズドライで売っていた。つまり、スープだって粉末にできるはずだ。
アーゲルと顔を見合わせる。
「できそう……」
「厨房に行こう! 少しスープ残ってたら分けてもらう!」
先に立ち上がったのはユリアだ。たたっと走り出し、裏口から厨房をのぞく。
「おや、どうしましたかね?」
にこにことしているのは、料理長だ。ユリアは、料理長を手招きして、両手で口を囲い、ひそひそと囁く姿勢を見せた。
料理長がユリアの高さまでかがんでくれたので、彼の耳に囁く。
「あのね、スープが残っていたら欲しいの。このぐらい」
スプーン三杯分程度。そんな少量で何をするのかと料理長は疑問に思ったようだけれど、まかないに残していたスープを分けてくれた。
「ずいぶん少ないんじゃ」
「失敗したら困るでしょ。最初は少量から」
ごくりとユリアの喉が鳴る。前世ではわかめと豆腐の味噌汁とか、豚汁なんかもフリーズドライで売っていた。つまり、スープだって粉末にできるはずだ。
アーゲルと顔を見合わせる。
「できそう……」
「厨房に行こう! 少しスープ残ってたら分けてもらう!」
先に立ち上がったのはユリアだ。たたっと走り出し、裏口から厨房をのぞく。
「おや、どうしましたかね?」
にこにことしているのは、料理長だ。ユリアは、料理長を手招きして、両手で口を囲い、ひそひそと囁く姿勢を見せた。
料理長がユリアの高さまでかがんでくれたので、彼の耳に囁く。
「あのね、スープが残っていたら欲しいの。このぐらい」
スプーン三杯分程度。そんな少量で何をするのかと料理長は疑問に思ったようだけれど、まかないに残していたスープを分けてくれた。
「ずいぶん少ないんじゃ」
「失敗したら困るでしょ。最初は少量から」