転生したけど捨てられそうなので、兄妹で楽しく生きることにします~超チートな家出兄妹は辺境で幸せ家族ができました~
「パウチとかないもんなー。でも、一食分ずつにわける必要もないんじゃないかな。ほら、パーティーの人数も違うし、たくさん食べる人もいるだろうし」

 冒険者の中には身体が大きく、食事量が多い人もいる。そういう人に『一人前』と渡したとしても全然足りないだろう。
 缶のようなものはもうあるから、缶に入れて必要な時に必要な分だけ出してもらうようにすればいいかもしれない。

「さすが、にいちゃ」
「でしょ? でも、味がどうなっているかが問題だよね」
「たしかにー!」

 それぞれの器から、カップに取り分け、湯を注いで味を見る。

「あたしは濃い目が好きかも」
「でも、冒険者は身体を動かすからな。すごく濃いのがいいかもなあ」
「……ちょうどいい味付けのものは、味がぼんやりしてるかも」

 最悪、味の調整は本人達に任せればいいかもしれない。塩等の最低限の調味料はいつだって持っているだろうから、そこで好みの味付けにすればいいわけだ。

「……にいちゃ、パスタとかおかゆとかもあったよねぇ……?」

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