転生したけど捨てられそうなので、兄妹で楽しく生きることにします~超チートな家出兄妹は辺境で幸せ家族ができました~
アーゲルが辺境伯家の人達を信頼してもいいと思ってくれたのが嬉しかった。成人になるまで、この地で暮らすと決めてくれたのも嬉しかった。
だからこそ、辺境伯領の人々の役に立てるようにと、携帯スープを開発したのだ。
「まさか、ここで僕達の顔を知っている人に会うとは思ってなかったからなぁ……」
「あたし達、厄介者扱いだったからね」
アーゲルの能力にせよ、ユリアの能力にせよ、生家では役に立たないものとされていた。だからサールドばかりが優遇されていたし、人前に出してもらえないのも納得していた。
「僕達、辺境伯領にとどまるべきじゃなかったのかも」
「でも、これからどうするの?」
反射的にここまで来てしまったけれど、アーゲルは辺境伯家から出ていくつもりだろうか。
(たしか、収納魔術の中には、いろいろなものが入っていたはずだし……)
辺境伯家に来てからも、アーゲルは収納魔術の中にしまったものを出そうとはしなかった。数日分の着替えと、生家から持ち出してきた食料の残り、それに途中で狩った魔物の肉や、食べられる野草なども入っている。
だからこそ、辺境伯領の人々の役に立てるようにと、携帯スープを開発したのだ。
「まさか、ここで僕達の顔を知っている人に会うとは思ってなかったからなぁ……」
「あたし達、厄介者扱いだったからね」
アーゲルの能力にせよ、ユリアの能力にせよ、生家では役に立たないものとされていた。だからサールドばかりが優遇されていたし、人前に出してもらえないのも納得していた。
「僕達、辺境伯領にとどまるべきじゃなかったのかも」
「でも、これからどうするの?」
反射的にここまで来てしまったけれど、アーゲルは辺境伯家から出ていくつもりだろうか。
(たしか、収納魔術の中には、いろいろなものが入っていたはずだし……)
辺境伯家に来てからも、アーゲルは収納魔術の中にしまったものを出そうとはしなかった。数日分の着替えと、生家から持ち出してきた食料の残り、それに途中で狩った魔物の肉や、食べられる野草なども入っている。