転生したけど捨てられそうなので、兄妹で楽しく生きることにします~超チートな家出兄妹は辺境で幸せ家族ができました~
ユリアを前に、アーゲルを後ろに乗せ、ジョイは馬の手綱をとって歩き始めた。ジョイに懐いている馬は、おやつを中断されたのにも怒りを見せることなくおとなしくついてくる。
「……ごめんなさい」
「何がだ?」
「ちゃんと話してなかったから」
「いいって。それよりは、いきなり消えてごめんなさい、だろ?」
こちらを見上げるジョイの表情は、いつもとまったく変わっていなかった。
辺境伯家に三人が戻った時には、捜索に出ていたらしい人々ももう戻っていた。
どうやらジョイは、アーゲルがあの場所に転移したものだと瞬時に判断したらしい。その判断力は素晴らしいけれど、どうしてあの場所だと思ったのだろう。
アーゲルとジョイが居間に入ると、グレイスがふたりをまとめて抱きしめた。
「よかったわ! ふたりとも無事で」
「ごめんなさい」
アーゲルが先に頭を下げ、彼に引きずられる形で転移したユリアも一緒に頭を下げる。
ユリアはアーゲルに連れていかれた形だけれど、兄と行動を共にすると決めているのはユリア本人だ。
「それで、お前達、モルヴァーリード伯爵家ではなにかあったんだろ?」
「……ごめんなさい」
「何がだ?」
「ちゃんと話してなかったから」
「いいって。それよりは、いきなり消えてごめんなさい、だろ?」
こちらを見上げるジョイの表情は、いつもとまったく変わっていなかった。
辺境伯家に三人が戻った時には、捜索に出ていたらしい人々ももう戻っていた。
どうやらジョイは、アーゲルがあの場所に転移したものだと瞬時に判断したらしい。その判断力は素晴らしいけれど、どうしてあの場所だと思ったのだろう。
アーゲルとジョイが居間に入ると、グレイスがふたりをまとめて抱きしめた。
「よかったわ! ふたりとも無事で」
「ごめんなさい」
アーゲルが先に頭を下げ、彼に引きずられる形で転移したユリアも一緒に頭を下げる。
ユリアはアーゲルに連れていかれた形だけれど、兄と行動を共にすると決めているのはユリア本人だ。
「それで、お前達、モルヴァーリード伯爵家ではなにかあったんだろ?」