転生したけど捨てられそうなので、兄妹で楽しく生きることにします~超チートな家出兄妹は辺境で幸せ家族ができました~
ソファに座ったラーヴァルは、ふたりの正体を聞いてもまったく動じた様子を見せていなかった。他の家の子供を知らない間に招き入れたと知ったなら、少しは動揺しそうなものなのに。
その疑問をアーゲルが口にすると、辺境伯は肩をすくめた。
「知ってたからな」
「……え?」
ラーヴァルの言葉が信じられなくて、ユリアもアーゲルも変な声をあげてしまった。知ってたってどういうことだ。
「こちらこそ、ごめんなさいね。ふたりをジョイが連れて来たあと、ちょっと気になって調べたのよ。アーゲルとユリアって名前は聞いたことがあったし……それに、ふたりともモルヴァーリード家の特徴が出ているから。それに、お母様に似ているし」
自分達では意識していなかったが、髪の色も目の色も、モルヴァーリード伯爵家に多く見られる特徴だそうだ。
アーゲルとユリアという名前、モルヴァーリード家の特徴を受け継ぎ、なおかつ伯爵夫人に似た容姿。これだけ揃えば、ふたりの身元を調べるのは難しい話ではなかったようだ。
「でも、僕達まだ社交の場にも出てなくて」
その疑問をアーゲルが口にすると、辺境伯は肩をすくめた。
「知ってたからな」
「……え?」
ラーヴァルの言葉が信じられなくて、ユリアもアーゲルも変な声をあげてしまった。知ってたってどういうことだ。
「こちらこそ、ごめんなさいね。ふたりをジョイが連れて来たあと、ちょっと気になって調べたのよ。アーゲルとユリアって名前は聞いたことがあったし……それに、ふたりともモルヴァーリード家の特徴が出ているから。それに、お母様に似ているし」
自分達では意識していなかったが、髪の色も目の色も、モルヴァーリード伯爵家に多く見られる特徴だそうだ。
アーゲルとユリアという名前、モルヴァーリード家の特徴を受け継ぎ、なおかつ伯爵夫人に似た容姿。これだけ揃えば、ふたりの身元を調べるのは難しい話ではなかったようだ。
「でも、僕達まだ社交の場にも出てなくて」