転生したけど捨てられそうなので、兄妹で楽しく生きることにします~超チートな家出兄妹は辺境で幸せ家族ができました~
アーゲルは、領地内の人々が携帯スープを内職で作れるようにしたかったらしい。
魔道具を起動するための魔力も、魔道具を動かし続けるのに必要な魔力も、できるだけ小さくしておきたかったようだ。
「工場を用意したらいいわね。皆、そこに集まって携帯スープを作るの」
ティリスも、ロスティと一緒になって真剣な顔をしている。
こうして、ふたりの協力を得ての魔道具作りが始まった。
十日の間に、試作機が出来上がる。
魔道具は、四角い箱状の形をしている。手前を開くと、そこにはトレイを差し込むための段がいくつもあった。
中の様子をうかがえるよう、扉は一部ガラスになっている。このガラスも魔道具で、ちょっとやそっとでは割れることはない。
薄いトレイにスープを注ぎ、それを魔道具の中に何段も差し込んでいく。
「どうして薄くするの? 鍋ごと入れたらいいじゃない」
「一気に水分を飛ばしたいから、薄い方がいいんだよ」
ティリスの問いに答えたアーゲルが、スイッチを入れた。
すると、箱の中からゴォオと低い音がする。しばらくこの状況が続くのだ。
魔道具を起動するための魔力も、魔道具を動かし続けるのに必要な魔力も、できるだけ小さくしておきたかったようだ。
「工場を用意したらいいわね。皆、そこに集まって携帯スープを作るの」
ティリスも、ロスティと一緒になって真剣な顔をしている。
こうして、ふたりの協力を得ての魔道具作りが始まった。
十日の間に、試作機が出来上がる。
魔道具は、四角い箱状の形をしている。手前を開くと、そこにはトレイを差し込むための段がいくつもあった。
中の様子をうかがえるよう、扉は一部ガラスになっている。このガラスも魔道具で、ちょっとやそっとでは割れることはない。
薄いトレイにスープを注ぎ、それを魔道具の中に何段も差し込んでいく。
「どうして薄くするの? 鍋ごと入れたらいいじゃない」
「一気に水分を飛ばしたいから、薄い方がいいんだよ」
ティリスの問いに答えたアーゲルが、スイッチを入れた。
すると、箱の中からゴォオと低い音がする。しばらくこの状況が続くのだ。