転生したけど捨てられそうなので、兄妹で楽しく生きることにします~超チートな家出兄妹は辺境で幸せ家族ができました~
追いつかれる直前に、ユリアは右へ、アーゲルは左へ飛んだ。ごろんごろんと地面を転がってから立ち上がる。
ふたりの間を通り過ぎて行ったキラーコッコは、ぎゅううっと踏ん張って足を止めた。
「えいっ!」
キラーコッコが止まったのをいいことに、サールドは背後から鋭く剣を振り下ろした。
だが、魔物はひょいとそれをかわす。それどころか、勢いよく振り返ったかと思ったら、サールドに向けて火を吹き付けた。
「ぎゃあっ!」
口から吹き付けられる火の大きさに驚いたサールドは、その場で転んでしまう。
彼の手から剣がすっぽりと転げ落ちた。
「わ、わ、わあ! お前、俺を助けろ!」
ユリアの方を指さすが、助けろと言われても。それなら、アーゲルを頼った方がいいのに。
ユリアはアーゲルに目を向けた。
だが、なんとか立ち上がったかサールドは、いきなりユリアの腕を掴(つか)む。
「わあああっ!」
逆らおうとするものの、サールドの力にかなうはずもない。腕を引かれた勢いそのまま、魔物の前に放り出された。
ふたりの間を通り過ぎて行ったキラーコッコは、ぎゅううっと踏ん張って足を止めた。
「えいっ!」
キラーコッコが止まったのをいいことに、サールドは背後から鋭く剣を振り下ろした。
だが、魔物はひょいとそれをかわす。それどころか、勢いよく振り返ったかと思ったら、サールドに向けて火を吹き付けた。
「ぎゃあっ!」
口から吹き付けられる火の大きさに驚いたサールドは、その場で転んでしまう。
彼の手から剣がすっぽりと転げ落ちた。
「わ、わ、わあ! お前、俺を助けろ!」
ユリアの方を指さすが、助けろと言われても。それなら、アーゲルを頼った方がいいのに。
ユリアはアーゲルに目を向けた。
だが、なんとか立ち上がったかサールドは、いきなりユリアの腕を掴(つか)む。
「わあああっ!」
逆らおうとするものの、サールドの力にかなうはずもない。腕を引かれた勢いそのまま、魔物の前に放り出された。