転生したけど捨てられそうなので、兄妹で楽しく生きることにします~超チートな家出兄妹は辺境で幸せ家族ができました~
ユリアもアーゲルもそれを聞いてしかめっ面になった。あの日、ふたりが家を出ようと誓ったきっかけは、魔物の前に突き飛ばされたことだった。
「僕がやっつけたのに、サールドがやっつけたと思い込んでいたもんな、あの教師」
「あー、そんなこともあったねぇ」
あの時は、魔物がサールドを追いかけてきていたけれど、剣術教師は少し遅れての登場だった。よく考えたら、あの段階でまずかったのではないだろうか。
実際、サールドは魔物に殺されそうになっていて、アーゲルが手を貸さなかったらきっとあの時、命を落としていただろう。
「あの家、滅びた方がいいんじゃないか?」
と、ジョイは物騒な表情になる。気持ちはわかる。ユリアも同じことを思った。
「それはさておき、そうなった時あの家が何をやるのか、考えられるのはふたつだ」
と、ラーヴァルは指を立てて教えてくれた。
ひとつ、伯爵家は何もせず、魔物に蹂躙される。
もうひとつ、領内の被害を減らすために、魔物を辺境伯領に押し付ける。
それはいいのかとユリアもアーゲルも眉間に皺を寄せてしまったら、ジョイが苦笑いで教えてくれた。
「僕がやっつけたのに、サールドがやっつけたと思い込んでいたもんな、あの教師」
「あー、そんなこともあったねぇ」
あの時は、魔物がサールドを追いかけてきていたけれど、剣術教師は少し遅れての登場だった。よく考えたら、あの段階でまずかったのではないだろうか。
実際、サールドは魔物に殺されそうになっていて、アーゲルが手を貸さなかったらきっとあの時、命を落としていただろう。
「あの家、滅びた方がいいんじゃないか?」
と、ジョイは物騒な表情になる。気持ちはわかる。ユリアも同じことを思った。
「それはさておき、そうなった時あの家が何をやるのか、考えられるのはふたつだ」
と、ラーヴァルは指を立てて教えてくれた。
ひとつ、伯爵家は何もせず、魔物に蹂躙される。
もうひとつ、領内の被害を減らすために、魔物を辺境伯領に押し付ける。
それはいいのかとユリアもアーゲルも眉間に皺を寄せてしまったら、ジョイが苦笑いで教えてくれた。