転生したけど捨てられそうなので、兄妹で楽しく生きることにします~超チートな家出兄妹は辺境で幸せ家族ができました~
穴に落ちるのを防ぐべく止まろうとするもの、左右に逃れようとするもの、脱出してなおも街に向かおうとするもの。
そんな魔物達の行動は統制が取れているはずもなく、崩れていった。
そこへ、防壁の上から魔術や矢での攻撃。一撃で魔物を倒せなかったとしても、足止めにはなる。
「……こっちは、漏れてたやつを討つだけでよかったけどさあ……頑張ったよ、本当に」
ジョイはアーゲルの頭をぐしゃぐしゃとかき回した。それから、ユリアの頭も。
「――街を守ったという冒険者達はお前達か!」
と、宿の入口がいきなりバタンと開かれた。
そこにやってきたのは、伯爵である。一応父親だったはずだけれど、久しぶりに彼の顔を見ても、なんとも思わなかった。
「……お前達、どこの冒険者だ? 我が家で取り立てて――」
「あ、そういうのどうでもいいんで! どうでもいいから冒険者なんで!」
伯爵の言葉を、ジョイはばっさりと打ち切った。だよな、とその横でクヴァールが腹を抱えて笑っている。
「私達、自由を捨てるつもりはないの」
「そもそも、私達の本拠地はここではないものねぇ……さっさと帰りましょうよ」
そんな魔物達の行動は統制が取れているはずもなく、崩れていった。
そこへ、防壁の上から魔術や矢での攻撃。一撃で魔物を倒せなかったとしても、足止めにはなる。
「……こっちは、漏れてたやつを討つだけでよかったけどさあ……頑張ったよ、本当に」
ジョイはアーゲルの頭をぐしゃぐしゃとかき回した。それから、ユリアの頭も。
「――街を守ったという冒険者達はお前達か!」
と、宿の入口がいきなりバタンと開かれた。
そこにやってきたのは、伯爵である。一応父親だったはずだけれど、久しぶりに彼の顔を見ても、なんとも思わなかった。
「……お前達、どこの冒険者だ? 我が家で取り立てて――」
「あ、そういうのどうでもいいんで! どうでもいいから冒険者なんで!」
伯爵の言葉を、ジョイはばっさりと打ち切った。だよな、とその横でクヴァールが腹を抱えて笑っている。
「私達、自由を捨てるつもりはないの」
「そもそも、私達の本拠地はここではないものねぇ……さっさと帰りましょうよ」