転生したけど捨てられそうなので、兄妹で楽しく生きることにします~超チートな家出兄妹は辺境で幸せ家族ができました~
いけない、レディとしてちょっと恥ずかしいところを見せてしまうところだった。ここには兄しかいなくても、最低限のマナーは守るべきである。
「……にいちゃ、任せた」
「うん、任せて。今夜は、ステーキ! 明日はビーフシチュー!」
集めてきたハーブを使えば、ブーケガルニも作れる。明日は早めに、野営の準備をして、そこでじっくり煮込もうではないか。
「にいちゃ、ワインがないよ!」
「じゃあ明日は、どこかでワインを買わなくちゃだね!」
なんて言っている間にも、巨大な魔物がこちらに近づいてくるのが見える。しかも三頭。
三頭とも無事に狩れたら、飽きるまで肉祭りだ。
「にいちゃ、気を付け――」
「こんなところで、何をしている!」
アーゲルに声をかけようとした時だった。いきなり脇からひょいっと抱え上げられる。
「ユリア!」
「にいちゃ! やだー!」
ユリアが振り返った時には、アーゲルと引きはがされていた。いや、アーゲルも誰かに抱えられていた。
「もう、ジョイ、邪魔っ!」
「……にいちゃ、任せた」
「うん、任せて。今夜は、ステーキ! 明日はビーフシチュー!」
集めてきたハーブを使えば、ブーケガルニも作れる。明日は早めに、野営の準備をして、そこでじっくり煮込もうではないか。
「にいちゃ、ワインがないよ!」
「じゃあ明日は、どこかでワインを買わなくちゃだね!」
なんて言っている間にも、巨大な魔物がこちらに近づいてくるのが見える。しかも三頭。
三頭とも無事に狩れたら、飽きるまで肉祭りだ。
「にいちゃ、気を付け――」
「こんなところで、何をしている!」
アーゲルに声をかけようとした時だった。いきなり脇からひょいっと抱え上げられる。
「ユリア!」
「にいちゃ! やだー!」
ユリアが振り返った時には、アーゲルと引きはがされていた。いや、アーゲルも誰かに抱えられていた。
「もう、ジョイ、邪魔っ!」