アンコールはリビングで
「……いつもは自分が年上だから、って気ぃ張ってる凪が、こんなに甘えてくれんの、すげぇ嬉しい」
首筋のあたりで、湊のいつも纏っているウッディアンバーの香りがふわりと鼻をくすぐる。
背中から伝わってくる落ち着いた鼓動に、私の心臓の音が少しずつ重なっていく。
「……俺、凪になら一生顎で使われてもいいわ」
その、あまりにも自然に落とされた甘い一言に。
私は彼の腕の中で、思わず身じろぎをしてしまった。
顔が見えないのをいいことに、私は爆発しそうになる心臓を必死に隠し、できるだけ何でもないふうを装って口を開く。
「……じゃあ、これからもときどき、湊のTシャツ着て、ご飯作ってもらって、髪乾かしてもらおうかな?」
「ときどきじゃなくて、毎日でもいいけどな」
湊は喉の奥で心底楽しそうに笑うと、私を逃がさないとでもいうように、さらに強く抱きしめ直した。
「……お安い御用だよ、女王様」
首筋のあたりで、湊のいつも纏っているウッディアンバーの香りがふわりと鼻をくすぐる。
背中から伝わってくる落ち着いた鼓動に、私の心臓の音が少しずつ重なっていく。
「……俺、凪になら一生顎で使われてもいいわ」
その、あまりにも自然に落とされた甘い一言に。
私は彼の腕の中で、思わず身じろぎをしてしまった。
顔が見えないのをいいことに、私は爆発しそうになる心臓を必死に隠し、できるだけ何でもないふうを装って口を開く。
「……じゃあ、これからもときどき、湊のTシャツ着て、ご飯作ってもらって、髪乾かしてもらおうかな?」
「ときどきじゃなくて、毎日でもいいけどな」
湊は喉の奥で心底楽しそうに笑うと、私を逃がさないとでもいうように、さらに強く抱きしめ直した。
「……お安い御用だよ、女王様」