アンコールはリビングで
2. バズりと予兆
そんな攻防を続けていた5月中旬、ある夜。
いつもの公園で路上ライブを終えた時、俺は異変を感じていた。
普段なら数人が足を止める程度なのに、今夜は十数人、いや、二十人近くの人が集まっていたのだ。
「……なんか最近、人増えてるんすよね」
ライブ後の居酒屋で、俺は首を傾げながら焼き鳥を頬張った。
すると、凪さんが「えっ」と目を見開き、慌ててスマホを取り出した。
「早瀬くん、もしかして知らないの?」
「何をです?」
「これ見て!」
差し出された画面には、動画共有サイトの再生画面が映し出されていた。
再生回数は、俺が想像していた桁を二つも三つも超えていた。
「これ……俺?」
そんな攻防を続けていた5月中旬、ある夜。
いつもの公園で路上ライブを終えた時、俺は異変を感じていた。
普段なら数人が足を止める程度なのに、今夜は十数人、いや、二十人近くの人が集まっていたのだ。
「……なんか最近、人増えてるんすよね」
ライブ後の居酒屋で、俺は首を傾げながら焼き鳥を頬張った。
すると、凪さんが「えっ」と目を見開き、慌ててスマホを取り出した。
「早瀬くん、もしかして知らないの?」
「何をです?」
「これ見て!」
差し出された画面には、動画共有サイトの再生画面が映し出されていた。
再生回数は、俺が想像していた桁を二つも三つも超えていた。
「これ……俺?」