アンコールはリビングで
「……一年越しだな」
「え?」
俺がポツリとこぼした言葉に、凪が不思議そうにこちらを見上げた。
俺は彼女の腰を抱いていた手に少しだけ力を込め、耳元に顔を寄せて囁いた。
「一年前。リビングでテレビ見てた時、凪が『これ、生で見てみたい』って言ってたから」
「……え? あっ、あの時の旅番組……? 湊、覚えててくれたの……?」
「忘れるわけねぇだろ。俺のスマホのメモ帳に、ずっと行き先リストとして残してたんだから」
俺がそう言ってポケットからスマホを取り出し、画面をチラリと見せると、凪は大きく目を見開いた。
「……ずっと……これを、見せるために……?」
「……まあ、お互い忙しすぎて、一年も待たせちまったけどな」
俺は少しだけ照れくさくなって、空いている方の手を自分の首の後ろに当てた。
「え?」
俺がポツリとこぼした言葉に、凪が不思議そうにこちらを見上げた。
俺は彼女の腰を抱いていた手に少しだけ力を込め、耳元に顔を寄せて囁いた。
「一年前。リビングでテレビ見てた時、凪が『これ、生で見てみたい』って言ってたから」
「……え? あっ、あの時の旅番組……? 湊、覚えててくれたの……?」
「忘れるわけねぇだろ。俺のスマホのメモ帳に、ずっと行き先リストとして残してたんだから」
俺がそう言ってポケットからスマホを取り出し、画面をチラリと見せると、凪は大きく目を見開いた。
「……ずっと……これを、見せるために……?」
「……まあ、お互い忙しすぎて、一年も待たせちまったけどな」
俺は少しだけ照れくさくなって、空いている方の手を自分の首の後ろに当てた。