アンコールはリビングで
2. 変化した働き方と、変わらない志
現場ディレクターとして、理紗と同じように現場を駆け回っていた記憶が、ふと脳裏に蘇る。
去年の夏に倒れるまでは、私も彼女と同じ部署で切磋琢磨し、励まし合ってディレクターとして働いていた。
当時のディレクター業務に未練が完全にないといえば、嘘になる。
クライアントの要望と職人さんたちの意見の板挟みになりながら侃々諤々と議論を交わし、時に夜通し作業をして、図面通りの空間を作り上げていくあの熱量。
結果的には限界を超えて体調を崩してしまったが、私は決してあの仕事が嫌いになったわけではない。
むしろ、完成した時のあのアドレナリンが沸き立つような達成感は、今でも忘れがたいほど鮮烈だ。
現場ディレクターとして、理紗と同じように現場を駆け回っていた記憶が、ふと脳裏に蘇る。
去年の夏に倒れるまでは、私も彼女と同じ部署で切磋琢磨し、励まし合ってディレクターとして働いていた。
当時のディレクター業務に未練が完全にないといえば、嘘になる。
クライアントの要望と職人さんたちの意見の板挟みになりながら侃々諤々と議論を交わし、時に夜通し作業をして、図面通りの空間を作り上げていくあの熱量。
結果的には限界を超えて体調を崩してしまったが、私は決してあの仕事が嫌いになったわけではない。
むしろ、完成した時のあのアドレナリンが沸き立つような達成感は、今でも忘れがたいほど鮮烈だ。