アンコールはリビングで
「……いいじゃん、減るもんじゃねぇし。……それともなに? この前の夜、俺があんなに嫉妬してダサいとこ見せたのに、今度は凪が俺に嫉妬してんの?こんなイイ男を独り占めできてるって、優越感に浸るべきだろ」

「……っ、調子乗らないで」

「ははっ! 図星じゃん! 凪が嫉妬してる……! なんだよ、可愛すぎだろ」

彼は私の嫉妬が相当嬉しいらしく、完全に犬のように尻尾を振って喜んでいた。

「……こんなに反響あるなら、明日も写真アップしよっかなー。なんなら、これでSNSのライブでもするか?」

「……っ!」

「……みんな、『早瀬くんかっこいい』って喜んでくれるかもしれねぇな――」

「……やめてっ!!」

私が大きな声を出した瞬間、彼がビクッと肩を震わせた。

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