アンコールはリビングで
ブーッ、ブーッ。
静かなリビングに、ローテーブルの上に置きっぱなしにしていた俺のスマホのバイブ音が響いた。
「ん……メッセージだ。早瀬家三兄妹のグループから」
俺が凪の肩に頭を乗せたまま手元のスマホの画面を開くと、凪も一緒に覗き込んできた。
「あー……」
画面に表示されていたのは、『澄(とおる)兄』と『泉(いずみ)姉』という名前。
俺の、6つ上の兄貴と、4つ上の姉貴からだった。
『ツアーのチケット、一般とファンクラブ両方でしっかり押さえたぞ。最近メディア出ずっぱりだけど、ちゃんと寝てるか? 無理すんなよ』(澄兄)
『テレビ見たわよー! 湊、またかっこよくなったんじゃない? でもご飯はちゃんと食べなさいよ! 凪ちゃんに迷惑かけないようにね! ライブ、すっごく楽しみにしてるわ!』(泉姉)
自分でチケットを勝ち取って俺の体調を気遣う兄貴らしいメッセージと、相変わらずテンションが高くて小言の多い姉貴からのメッセージ。
静かなリビングに、ローテーブルの上に置きっぱなしにしていた俺のスマホのバイブ音が響いた。
「ん……メッセージだ。早瀬家三兄妹のグループから」
俺が凪の肩に頭を乗せたまま手元のスマホの画面を開くと、凪も一緒に覗き込んできた。
「あー……」
画面に表示されていたのは、『澄(とおる)兄』と『泉(いずみ)姉』という名前。
俺の、6つ上の兄貴と、4つ上の姉貴からだった。
『ツアーのチケット、一般とファンクラブ両方でしっかり押さえたぞ。最近メディア出ずっぱりだけど、ちゃんと寝てるか? 無理すんなよ』(澄兄)
『テレビ見たわよー! 湊、またかっこよくなったんじゃない? でもご飯はちゃんと食べなさいよ! 凪ちゃんに迷惑かけないようにね! ライブ、すっごく楽しみにしてるわ!』(泉姉)
自分でチケットを勝ち取って俺の体調を気遣う兄貴らしいメッセージと、相変わらずテンションが高くて小言の多い姉貴からのメッセージ。