アンコールはリビングで
2. 奇跡のピースと、琥珀色の誘惑
それから数十分後。
「……っ!!」
弾かれたように顔を上げた。
俺の左手が、無意識のうちにギターの指板を滑り、複雑なコードを流れるようにかき鳴らす。
気怠げで色気のあるカッティング。そこに、重低音のベースが絡み合うような幻聴が聴こえた。
「……これだ。……マジかよ、完璧じゃん……っ!」
何日も俺の頭を悩ませていたパズルの最後のピースが、唐突に、そして完璧な形でカチリとはまった。
圧倒的なカタルシス。
指先から紡ぎ出されるそのフレーズは、R&Bの心地よいビートに乗った、間違いなく6月の新曲を飾るにふさわしい極上の仕上がりだった。
それから数十分後。
「……っ!!」
弾かれたように顔を上げた。
俺の左手が、無意識のうちにギターの指板を滑り、複雑なコードを流れるようにかき鳴らす。
気怠げで色気のあるカッティング。そこに、重低音のベースが絡み合うような幻聴が聴こえた。
「……これだ。……マジかよ、完璧じゃん……っ!」
何日も俺の頭を悩ませていたパズルの最後のピースが、唐突に、そして完璧な形でカチリとはまった。
圧倒的なカタルシス。
指先から紡ぎ出されるそのフレーズは、R&Bの心地よいビートに乗った、間違いなく6月の新曲を飾るにふさわしい極上の仕上がりだった。