アンコールはリビングで
40 日曜日のミッション
1. 広いベッドと、日曜日のミッション
日曜日の朝。
カーテンの隙間から差し込む初夏の明るい日差しで、私はゆっくりと目を覚ました。
「……んっ」
無意識に寝返りを打ち、隣に手を伸ばす。
けれど、そこにあるはずの大きくて温かい背中はなく、シーツのひんやりとした感触だけが手のひらに触れた。
「……そっか。湊、福岡にいるんだもんね」
少しだけ寝ぼけた頭でぽつりと呟き、私は身体を起こした。
クイーンサイズのベッドは、一人で寝るにはあまりにも広すぎる。
湊が福岡へ向けて出発してから、これが一人で迎える二度目の朝。
まだ二日しか経っていないというのに、もうすでに、このだだっ広い空間と静けさに寂しさを覚えてしまっている自分がいた。
ナイトテーブルからスマホを取り、メッセージアプリを開く。
『初日、本当にお疲れ様! 湊のメッセージやSNSの反響を見て、すごく安心したよ。ファンのみんなも、初日のステージにものすごく熱狂してたみたいだね。今日も無理しないで、湊らしく頑張ってね』
そう打ち込んで送信ボタンを押す。
日曜日の朝。
カーテンの隙間から差し込む初夏の明るい日差しで、私はゆっくりと目を覚ました。
「……んっ」
無意識に寝返りを打ち、隣に手を伸ばす。
けれど、そこにあるはずの大きくて温かい背中はなく、シーツのひんやりとした感触だけが手のひらに触れた。
「……そっか。湊、福岡にいるんだもんね」
少しだけ寝ぼけた頭でぽつりと呟き、私は身体を起こした。
クイーンサイズのベッドは、一人で寝るにはあまりにも広すぎる。
湊が福岡へ向けて出発してから、これが一人で迎える二度目の朝。
まだ二日しか経っていないというのに、もうすでに、このだだっ広い空間と静けさに寂しさを覚えてしまっている自分がいた。
ナイトテーブルからスマホを取り、メッセージアプリを開く。
『初日、本当にお疲れ様! 湊のメッセージやSNSの反響を見て、すごく安心したよ。ファンのみんなも、初日のステージにものすごく熱狂してたみたいだね。今日も無理しないで、湊らしく頑張ってね』
そう打ち込んで送信ボタンを押す。