アンコールはリビングで
「わ、私もね……湊が、『私のもの』って分かるような……印みたいなものを、身に着けてほしくなったというか……」

自分の口から出た独占欲に塗れた言葉の重さに、私は消え入りそうな声で続けた。

「ツアー中とかも……衣装の下とかに……見えなくても、このネックレス着けててくれたら……私だけの湊でいてくれるような気がして。……なんか、いいなって……っ」

私は恥ずかしさを誤魔化すように、湊の背中にぎゅっとしがみついた。

彼の首元に顔を寄せると、彼特有の深い香りが鼻をくすぐる。

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