アンコールはリビングで
「それでね。……お揃い、にしてみたの……!」
「……え?」
その言葉を聞いた瞬間。
広げかけていたウェアを持ったまま、湊の動きがピタリと止まった。
「あ、あのね! 外でお揃いはバレたりして無理かもしれないけど……家の中なら、してもいいよねって思って。デザインが完全に同じってわけじゃなくて、似てるって感じなんだけど……」
沈黙に耐えきれず、私は慌てて言葉を紡いだ。
すると、湊はゆっくりと手元のネイビーのウェアを見つめ、それから私の着ているウェアを見つめ、また手元へと視線を戻した。
「……凪と、お揃い」
「う、うん」
ぽつりと呟いた次の瞬間。
湊の顔に、これ以上ないほどの満面の笑みがパァッと広がった。
もし彼に犬の耳と尻尾が生えていたら、間違いなくピンと立ち上がり、ちぎれるほどの勢いで振られているのが見えるくらいだ。
「……え?」
その言葉を聞いた瞬間。
広げかけていたウェアを持ったまま、湊の動きがピタリと止まった。
「あ、あのね! 外でお揃いはバレたりして無理かもしれないけど……家の中なら、してもいいよねって思って。デザインが完全に同じってわけじゃなくて、似てるって感じなんだけど……」
沈黙に耐えきれず、私は慌てて言葉を紡いだ。
すると、湊はゆっくりと手元のネイビーのウェアを見つめ、それから私の着ているウェアを見つめ、また手元へと視線を戻した。
「……凪と、お揃い」
「う、うん」
ぽつりと呟いた次の瞬間。
湊の顔に、これ以上ないほどの満面の笑みがパァッと広がった。
もし彼に犬の耳と尻尾が生えていたら、間違いなくピンと立ち上がり、ちぎれるほどの勢いで振られているのが見えるくらいだ。