アンコールはリビングで
そして今、俺と凪さん、華の間には、早瀬くん本人にも内緒にしている『極秘の連絡網』が存在していた。
早瀬湊を裏で支えてくれているメッセージグループ……ここには、早瀬くんの嫉妬を防止する目的もあって、俺の妻である華も入っている。
俺は入力画面を開き、素早く入力していく。
『凪さん、島崎です。大阪二日間、凄まじい盛り上がりでした。ただ、早瀬くんのアドレナリンが完全に振り切っていて、本人は元気だと言っていますが、反動が少し怖いです。東京に戻ったら、ゆっくりと休ませてやってくれませんか?』
送信してすぐに既読がつき、凪さんから温かい返信が届く。
『島崎さん、毎日遅くまで本当にありがとうございます! 状況、了解しました。帰ってきたら、温かいお風呂と美味しいお出汁のご飯を用意して、心を落ち着かせられるようにゆったり過ごしてもらいますね。あとのケアは任せてください!』
その頼もしすぎる文面に心が軽くなっていると、続いて華からのメッセージが凪さんへ向けて画面に滑り込んできた。
『凪ちゃんもいつもお疲れ様。支える側の凪ちゃんが倒れちゃったら元も子もないから、お仕事もあって大変だと思うけど、どうか無理しないでね。また落ち着いたら、夜に電話で音楽談義しよう!』
その女性陣の優しくて力強い連携プレーを眺めながら、俺は安堵のため息を吐いた。
外の世界で「神様」を操るのが俺なら、家の『聖域』で「一人の男」を癒やす女神は彼女だった。
この極秘同盟がある限り、早瀬湊は無敵だ。
早瀬湊を裏で支えてくれているメッセージグループ……ここには、早瀬くんの嫉妬を防止する目的もあって、俺の妻である華も入っている。
俺は入力画面を開き、素早く入力していく。
『凪さん、島崎です。大阪二日間、凄まじい盛り上がりでした。ただ、早瀬くんのアドレナリンが完全に振り切っていて、本人は元気だと言っていますが、反動が少し怖いです。東京に戻ったら、ゆっくりと休ませてやってくれませんか?』
送信してすぐに既読がつき、凪さんから温かい返信が届く。
『島崎さん、毎日遅くまで本当にありがとうございます! 状況、了解しました。帰ってきたら、温かいお風呂と美味しいお出汁のご飯を用意して、心を落ち着かせられるようにゆったり過ごしてもらいますね。あとのケアは任せてください!』
その頼もしすぎる文面に心が軽くなっていると、続いて華からのメッセージが凪さんへ向けて画面に滑り込んできた。
『凪ちゃんもいつもお疲れ様。支える側の凪ちゃんが倒れちゃったら元も子もないから、お仕事もあって大変だと思うけど、どうか無理しないでね。また落ち着いたら、夜に電話で音楽談義しよう!』
その女性陣の優しくて力強い連携プレーを眺めながら、俺は安堵のため息を吐いた。
外の世界で「神様」を操るのが俺なら、家の『聖域』で「一人の男」を癒やす女神は彼女だった。
この極秘同盟がある限り、早瀬湊は無敵だ。