アンコールはリビングで

49 アンコールのその先、微睡みと充電の夜

1. 祭りのあとの静寂とセンチメンタル

温かい卵とじうどんでお腹を満たした後、私たちは寝支度を済ませてベッドに潜り込んだ。

間接照明もすべて落とした、真っ暗な寝室。

遮光カーテンに守られたこの部屋には、外の喧騒は一切届かない。

身体は疲れているはずなのに。

仰向けになって目を閉じても、なぜか頭の芯が妙に冴えてしまって、すぐに眠りにつくことができなかった。

まぶたの裏には、まだドームの眩しいミッドナイトブルーの照明と、地鳴りのような歓声が焼き付いている。

(……湊、今日はぐっすり眠れるといいな)

隣で静かな寝息を立てているであろう彼を起こさないように、私はそっと寝返りを打とうとした。

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