アンコールはリビングで
2. 甘やかな充電

私とお揃いのネイビーのリカバリーウェアの裾から、温かい手のひらが躊躇いなく滑り込んでくる。

「……っ! み、みなと……っ」

布越しではない、直接素肌の背中を撫で上げる彼の大きな手の感触に、私は思わずビクリと肩を震わせた。

私が彼を抱きしめて慰めていたはずなのに、気がつけば、いつの間にか形勢逆転している。

湊が私の首元に深く顔を埋め、柔らかな髪が私の首筋をくすぐった。

チュッ……。
首筋から鎖骨にかけて、彼がゆっくりと、確かめるように優しい口付けを落としていく。

触れ合う肌から、彼自身の少し高くなった体温がじんわりと伝わってくる。

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