アンコールはリビングで
3. 心地よい重さと、永遠の約束

「……はぁ……、はぁ……」

静寂を取り戻した寝室。

湊は私の上に重なったまま、満足そうに深い深呼吸を繰り返している。

「……重いよな、どくわ」

彼が気遣うように少し身体を浮かせようとしたけれど、私は彼の広い背中に腕を回したまま、フルフルと首を横に振った。

「ううん。このままでいい。……湊の重さ、すごく落ち着くから」

私がそう言うと、湊は「そっか」と小さく笑い、再び私に全体重を預けて、首筋にチュッとキスをしてくれた。

「……充電、完了した?」

私が彼の少し湿った髪を撫でながら聞くと。

「……おう。フル充電できた。……これで明日からまた、完璧な音楽作れそうだわ」

彼の声は、もうすっかり眠気に負けそうなほど、甘く微睡んでいた。

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