アンコールはリビングで
「開けてみていい?」

「おう。俺もまだ中見てねぇから」

私はドキドキしながらガムテープを切り、緩衝材の新聞紙をそっと退けた。

中から出てきたのは、丁寧にプチプチで包まれた二つの器だった。

「……わぁっ、すごい……!」

包みを開くと、そこには、私たちが泥だらけになりながら、笑い合って作った器が現れた。

一つは、湊が作った、深くて男らしい濃い藍色のどんぶり。

もう一つは、私が作った、少し浅めで温かみのあるアイボリーの小鉢。

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