幼なじみは不滅です!
大注目を浴びる中、先生は机に突っ伏している隼人に目を向けた。
「佐倉は、先生や他の係のお助け係な」
「うげえ! なんで!」
その声に反応して、隼人はガバッと顔を上げた。
「朝から寝ている。宿題はしてこない。当然の結果だ」
「あんまりだーー!!」
その断言に、隼人の悲鳴が教室内にこだました。
いつものどおりの教室の光景に、みんなの楽しげな声が上がる。
(あれ? そういえば……)
そこで、あたしははっとする。
隼人は未来予知能力のような、すごい力を持っている。
だから、この状況を回避しようと思えば、できるはずだ。
それなのに相変わらず、先生に怒られている。
もしかしたら、隼人は自分の能力でこうした未来を変えられることに気づいていないのかもしれない。
うーん。
だったら、このまま言わない方がいいのかな。
教えたら、変なことに使おうとするかもしれないし。
うんうん、とあたしは一人、妙に納得してしまった。
ただ一つ、問題があるのは……。
『消しゴム、レベル10。気にしてほしい度100』
ずっと無視していたせいで、消しゴムのアピールが激しくなったってことなんだ!!
うわーん!!
消しゴムのステータスがめちゃくちゃでかすぎる!!
これじゃ、気になって、授業に集中できないよ!!
『消しゴムを探す』
『消しゴムについて考える』
『ほっとく』
しかもまた、謎の選択コマンドが出てきた!
もはや、状況の変化がめまぐるしくて、ついていけない!
「こはる、大丈夫?」
瞬くんの心配そうな声に、頭を抱えたあたしはぎくりとする。
今は授業中。
ステータスのことを伝えたら、みんなに変だと思われてしまうよ。
あ、そうだ!
あたしはノートを開いて、消しゴムの猛烈アピールのことを書き込んでいく。
そして、そのノートをそっと瞬くんに見せる。
すると、瞬くんはこくりとうなずき、ノートにメッセージを書いてくれた。
『どこかに消しゴムが落ちているのかもしれない。お昼休み、消しゴムを探してみよう』
……そっか!
だから、消しゴムは気づいてほしくて、昨日からステータスを大きくしたりしてアピールしていたんだ。
(うーん。消しゴム、どこにあるんだろ?)
不思議に思いながらも、あたしは『消しゴムを探す』に向かって指を動かす。
すると、消しゴムのステータスがぱあっと輝いたんだ。
『消しゴムの満足度がアップ。消しゴムのレベルが11に上がりました!』
「うわっ……」
授業中だというのに、あたしは驚いて大声を上げそうになる。
カラフルなメッセージに続いて、新たなメッセージが表示されたからだ。
「佐倉は、先生や他の係のお助け係な」
「うげえ! なんで!」
その声に反応して、隼人はガバッと顔を上げた。
「朝から寝ている。宿題はしてこない。当然の結果だ」
「あんまりだーー!!」
その断言に、隼人の悲鳴が教室内にこだました。
いつものどおりの教室の光景に、みんなの楽しげな声が上がる。
(あれ? そういえば……)
そこで、あたしははっとする。
隼人は未来予知能力のような、すごい力を持っている。
だから、この状況を回避しようと思えば、できるはずだ。
それなのに相変わらず、先生に怒られている。
もしかしたら、隼人は自分の能力でこうした未来を変えられることに気づいていないのかもしれない。
うーん。
だったら、このまま言わない方がいいのかな。
教えたら、変なことに使おうとするかもしれないし。
うんうん、とあたしは一人、妙に納得してしまった。
ただ一つ、問題があるのは……。
『消しゴム、レベル10。気にしてほしい度100』
ずっと無視していたせいで、消しゴムのアピールが激しくなったってことなんだ!!
うわーん!!
消しゴムのステータスがめちゃくちゃでかすぎる!!
これじゃ、気になって、授業に集中できないよ!!
『消しゴムを探す』
『消しゴムについて考える』
『ほっとく』
しかもまた、謎の選択コマンドが出てきた!
もはや、状況の変化がめまぐるしくて、ついていけない!
「こはる、大丈夫?」
瞬くんの心配そうな声に、頭を抱えたあたしはぎくりとする。
今は授業中。
ステータスのことを伝えたら、みんなに変だと思われてしまうよ。
あ、そうだ!
あたしはノートを開いて、消しゴムの猛烈アピールのことを書き込んでいく。
そして、そのノートをそっと瞬くんに見せる。
すると、瞬くんはこくりとうなずき、ノートにメッセージを書いてくれた。
『どこかに消しゴムが落ちているのかもしれない。お昼休み、消しゴムを探してみよう』
……そっか!
だから、消しゴムは気づいてほしくて、昨日からステータスを大きくしたりしてアピールしていたんだ。
(うーん。消しゴム、どこにあるんだろ?)
不思議に思いながらも、あたしは『消しゴムを探す』に向かって指を動かす。
すると、消しゴムのステータスがぱあっと輝いたんだ。
『消しゴムの満足度がアップ。消しゴムのレベルが11に上がりました!』
「うわっ……」
授業中だというのに、あたしは驚いて大声を上げそうになる。
カラフルなメッセージに続いて、新たなメッセージが表示されたからだ。