幼なじみは不滅です!


その日から、大凶のおみくじを大吉に変える作戦がスタートした。
目標は、運の良さを100にすること!
もちろん、簡単なことじゃない。
運気を上げることをしても、少ししか上がらないからだ。

「どうしたらいいんだろう?」

午前の授業が終わった後の昼休み。
行き詰まって悩んでいると、隼人が思いがけない提案をしてくれた。

「こはるをハッピーにする方法。そりゃ、こはるを幸せいっぱいにすることだろう!」
「幸せいっぱい……」
「楽しみにしてろよ。今年の秋は、忘れられない季節にしてみせるからな!」

力強い隼人の言葉に、ぱあっと元気が湧いてくる。

「ケーキにお菓子だろ。あとは、こはるの大好きなカレーライスも、準備しないとな!」
「ぜんぶはムリだろ……」

次々と希望を言う隼人に、瞬くんは呆れたようにため息をつく。

「こはる、これ」

瞬くんはためらいがちに紙を渡した。

「隼人と一緒に、運気を上げる方法を考えてみたんだ」
「これって……」

あたしは渡された紙に目を落とす。
紙には、すぐに運気を上げられる方法が細かく書き込まれていた。

「すごい……!」

これをすべて実行したら、どれだけ運気が上がるんだろう。
わくわくした気持ちが一気にふくらむ。
正直、おみくじの運気を100まで上げるのは難しいと思ったけれど。
これなら、おみくじの運気を100にすることができるかもしれない。
そう思った瞬間、ぱあっと目の前が明るくなった気がした。

「こはる。俺たちにできることは、なんでも協力するからな!」

隼人はこぶしを突き上げて力強く言った。

「……ありがとう。隼人、瞬くん」

目指す目標への気持ちがますます強くなった。
体の底から、むくむくと元気がわいてくる。

「あたし、絶対に運の良さを100にしてみせるから!!」

あたしは決意をこめて、力強く宣言したんだ。
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