幼なじみは不滅です!
第六章 最強のこはる親衛隊
運気を上げる方法を始めてから数日後。
ピヨピヨーー!!
ピヨピヨーー!!
今日も元気いっぱいに目覚まし時計さんが鳴っている。
「こはる。そろそろ起きないと、遅刻するわよ!」
ドアの向こうからお母さんの声が聞こえてきて、あたしは慌てて、目覚まし時計さんの時間を見た。
「うわあっ! もうこんな時間!」
あたしは急いで、学校に行く準備をしようとしたけれど。
『目ざまし時計、レベル7。デートしてほしい度100』
現れたのはステータス画面。
あたしは呆気に取られて、浮遊するステータスを見てしまう。
目覚まし時計さんは相変わらず、デートを諦めていないみたい。
本当は、目覚まし時計を買いかえようかなと思ったんだけど。
本能的に悟ったのか、目覚まし時計さんは断固拒否。
結局、そのまま使うことになったんだ。
『目覚まし時計とデートする』
『目覚まし時計の好感度を上げる』
『断る』
しかも、いつもと同じ選択コマンドが出てきた。
もはや、考える間もない。
あたしは慣れた手つきで、『断る』に向かって指を動かす。
すると、目覚まし時計さんの燃え上がるようなメッセージが表示された。
『今日も手厳しいな、こはる。だけど、俺様はあきらめないぜ』
目覚まし時計さんのメッセージは、いつも熱い。
目覚まし時計さんのステータスが見えるようになってからは、ドキドキの毎日を送っている。
『そういえば、こはる。おまえ、学校の女子から嫌がらせとかされて、いじめられているって聞いたぜ。そのせいで、運気がなかなか上がらないらしいな』
「いじめ?」
初耳ばかりの告白に、あたしは目を見開いた。
朝の温かい部屋の空気が一気に凍りつく。
全く、話が見えないんだけど……。
一言で表すのなら、そんな言葉がしっくりくるだろう。
怪訝に思っていると。
『心配するなよ、こはる。これからも、こはる親衛隊がおまえのことを守るからな』
意味深なメッセージを言い終えてから、目覚まし時計さんはぽとりと元の場所に戻る。
しーんとした部屋で、あたしは先程の目覚まし時計さんの言葉の意味を考えた。
いじめ?
こはる親衛隊?
何だか、気になる言葉だなあ。
「こはる。急がないと、遅刻するわよ!」
「……あ、そうだった!」
ドアの向こうから再び、お母さんの声が聞こえてきて、あたしは大慌てて、部屋を出たんだ。
ピヨピヨーー!!
ピヨピヨーー!!
今日も元気いっぱいに目覚まし時計さんが鳴っている。
「こはる。そろそろ起きないと、遅刻するわよ!」
ドアの向こうからお母さんの声が聞こえてきて、あたしは慌てて、目覚まし時計さんの時間を見た。
「うわあっ! もうこんな時間!」
あたしは急いで、学校に行く準備をしようとしたけれど。
『目ざまし時計、レベル7。デートしてほしい度100』
現れたのはステータス画面。
あたしは呆気に取られて、浮遊するステータスを見てしまう。
目覚まし時計さんは相変わらず、デートを諦めていないみたい。
本当は、目覚まし時計を買いかえようかなと思ったんだけど。
本能的に悟ったのか、目覚まし時計さんは断固拒否。
結局、そのまま使うことになったんだ。
『目覚まし時計とデートする』
『目覚まし時計の好感度を上げる』
『断る』
しかも、いつもと同じ選択コマンドが出てきた。
もはや、考える間もない。
あたしは慣れた手つきで、『断る』に向かって指を動かす。
すると、目覚まし時計さんの燃え上がるようなメッセージが表示された。
『今日も手厳しいな、こはる。だけど、俺様はあきらめないぜ』
目覚まし時計さんのメッセージは、いつも熱い。
目覚まし時計さんのステータスが見えるようになってからは、ドキドキの毎日を送っている。
『そういえば、こはる。おまえ、学校の女子から嫌がらせとかされて、いじめられているって聞いたぜ。そのせいで、運気がなかなか上がらないらしいな』
「いじめ?」
初耳ばかりの告白に、あたしは目を見開いた。
朝の温かい部屋の空気が一気に凍りつく。
全く、話が見えないんだけど……。
一言で表すのなら、そんな言葉がしっくりくるだろう。
怪訝に思っていると。
『心配するなよ、こはる。これからも、こはる親衛隊がおまえのことを守るからな』
意味深なメッセージを言い終えてから、目覚まし時計さんはぽとりと元の場所に戻る。
しーんとした部屋で、あたしは先程の目覚まし時計さんの言葉の意味を考えた。
いじめ?
こはる親衛隊?
何だか、気になる言葉だなあ。
「こはる。急がないと、遅刻するわよ!」
「……あ、そうだった!」
ドアの向こうから再び、お母さんの声が聞こえてきて、あたしは大慌てて、部屋を出たんだ。