幼なじみは不滅です!
「それに、瞬くんは言っていたよね。『今の僕は、あたしを泣かせないために、ここにいる』って」
「……うん」

うなずいた瞬くんの瞳の真ん中に、自分の顔が映り込んでいる。
それだけのことが、とても嬉しかった。

「それってきっと、隼人の願いだけじゃないよ。本物の瞬くんの願いでもあると思う。だから今、瞬くんはこうして、あたしたちの前で生きているんだ」

瞬くんが、あたしたちのそばにいることに安らぎを感じる。
ぽかぽかと胸が温かくなる。

「瞬くんのいる場所が、あたしたちがいたい場所なの。瞬くんと一緒なら、どんな瞬間も特別だよ!」

いつもと同じ景色。
でも、あたしの気持ちはいつもと違う。
嬉しい。
そんな気持ちがあふれてくる。

「瞬くん。これからも、あたしたちと一緒に歩いていこう」
「……こはる、ありがとう」

あたしは左手の小指を差し出した。
瞬くんは、その指に自分の小指を絡ませる。
指先から、瞬くんの温かいぬくもりを感じる。
それらは瞬くんが確かに生きているという証で、気が遠くなりそうなほど愛しく感じた。

「この先もずっと、三人そろって過ごそうね!」
「うん……!」

あたしと瞬くんは指切りをすると、顔を見合わせて笑い合った。

あたしたちの遠い約束。

そして、あたしたちの約束は、これからもずっと続いていくんだ。

「ほら、見て見て、きれい! 水がきらきらしてすごい!」
「……うん、すごいね」
「ああ。すげえな」

当たり前の日々が、当たり前に尊いと気づく。
あたしたちは今、どうしようもないくらい、幸せだったんだ。
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