“ハズレ枠”の私を愛してくれたのは、あなたでした――忘れたふりをしていた恋の、その続き
第7章 自ら落とした恋心
―このデータは破損していて遊べません―
クリスマスイブの後、冬休みの間は一度も会えなかった。
受験が近づくにつれ、メッセージを交わす回数が少しずつ減った。
未遂の熱が、そっと胸を焦がし続けていた。
二月。
梅の花は綻び、ほんの少し冬の気配が薄れたころ、陸の志望した大学すべての受験が終了した。
受験が終わるとまずは休んでほしくて、まなは恋人としての甘えは何一つ言えずにいた。
多目的棟の最上階のトイレが終わり、トイレ巡回が無事に終了する。
「陸くん、お疲れ様。
本当に三学期も、受験の中でもきっちり保健委員のお仕事しちゃうから、少し心配しましたが……無事に試験が終わってよかったです」
「ありがとう……まなが、一緒に頑張ってくれたおかげだよ」
トイレ前の廊下で、ぎゅうっと抱きしめられる。
ほんの一瞬、唇が触れそうな距離まで近づいて――陸は、そっと目を逸らした。
(……やっぱり、私とはキスはできないんだね)
陸からの愛情はたくさん伝わってきているのに、それ以上を欲しがってしまった。
だからきっと、罰が当たってしまったんだと思う。
「ねぇねぇ、”まな”ちゃーん」
教室の廊下の前。
一人トイレから戻ってきたときに、声を掛けられた。
あまり親しくはない、違うクラスの女の子たち。
もし三つ子でなければ、名前を呼ばれた時点で疑問に思っただろう。
挨拶くらいはするが、個別で話したことがあるような仲ではないので、首を捻りながらも「はい?」と答えた。
「”はい”だってー」と笑いが起きる。
何が面白いのかわからず、反応に困っていると、女の子の一人が話をしだす。
「ねぇ、まなちゃんってさ、何ができるの? ペーパー補充?」
きゃはは、と笑いが起きる。
話しかけてきた子たち以外の周りの人も、なんとなくこちらの会話に注目しているのがわかる。
すごく、居心地が悪い。
「そうそう、トイレ係と言えばさぁ。
あの”トイレの貴公子”と付き合ってんの?」
「真面目そうな顔して、ね。
というか、三つ子なら顔同じだし。
まなで手を打つとか、落としやすいところ狙っていっているみたいでやらしいね」
「貴公子、トイレ係で下級生に手を出すとか、けだものじゃん」
笑い声が重なる。
誰が何を言ったかより先に、陸を笑う空気だけが、はっきりと分かった。
「……そ、そんなんじゃないよ!
浅瀬先輩とは、そんな関係じゃない!」
思いのほか大きな声になってしまい、一瞬廊下がしんとした。
「え、本当に? 付き合っているんでしょ?
キスしているの見たって人がいるよ」
「ち、違う! 本当に付き合っていない!」
(守りたかった。守ったつもりだった)
そう叫んだ瞬間、一年の廊下の先でこっちを見て固まっている陸と目が合ってしまった。
向かいには、背の高い一年生……たぶん弟さん。
全部聞かれてしまった。
気まずさと罪悪感から、目の前が真っ暗だった。
本当は大好きで大切でたまらないのに、どうしてこうなってしまったんだろう。
頭の芯がぼうっとして、何も考えられなくなる。
目頭が熱くなってくるのを、必死で耐えた。
どうやって教室に戻ったのかは、覚えていない。
陸と顔を合わせにくいな、と思っていたところで見かけてしまうのは、もう本当にタイミングが悪かったとしか言いようがなかった。
物語の神様は、本当に意地悪だ。
体育の授業。
典伽とたかちゃんに引きずられて、何とかジャージに着替えて体育館へ歩いていた。
体育館の入口付近で、陸が今度は三年の男子に囲まれていた。
どうやら、今回は三年の男子が体育館の半分を使う日だったらしい。
「なぁ浅瀬。さっき一年のほうから噂で聞いたんだけどさ、あの三つ子と付き合ってんの?」
「手堅いところ行っとこうって男心はわかるけどな!
まなちゃんが一番ガード緩そうだし、ちょっとやさしくしたら……なぁ?」
まなを馬鹿にするような言葉に、今度は陸が耐えられなくなったようだった。
先ほど聞いた、まなの付き合っていないという叫びも、心の中に残っていたのだろう。
「そんなんじゃない。
……まなとは、別に……そういうのじゃない」
「好きじゃないってこと?」
「……ああ」
「だってよ、まなちゃん。
本人目の前で言うとか、かわいそー」
ちっともかわいそうと思っていない声で、平気でそんなことを言う。
陸はその言葉で初めてまなの存在に気が付き、はっきりとしまったという顔をした。
◇
――違う、と言おうとした。
けれど、まなの顔を見た瞬間、陸の喉がひどく強張った。
彼女を守るつもりで吐いた「好きじゃない」という嘘。
それが、まなだけでなく自分自身にも深く突き刺さる。
(違う……まなは誰よりも大切な、俺の彼女だ……!)
伸ばそうとした手は、震えていた。
名前を呼ぼうとしても、声がうまく出ない。
まなが走り出すのが見えて、気が付いたら何振り構わず追いかけていた。
ああ、また俺は――大事なところで、まなを傷つけてしまった。
◇
言い方が、タイミングが、悪かっただけ。
お互いに、相手を想っての守りのための言葉だった。
だけど、心が弱っていたまなには、それが決定的だった。
その言葉を聞いた瞬間、走り出してしまった。
逃げ込む先は、体育館裏の女子トイレ。
陸が絶対に入って来れない場所。
追いかけてきた陸の、必死の声がトイレの外から聞こえた。
けれども、その言葉は音として聞こえるだけで、頭の中で意味を持って結ばれなかった。
落ち着いて考えたら、わかったのかもしれない。
陸の言葉を聞き入れる余裕があったのかもしれない。
だけれど、”ハズレ枠”の自覚があったまなが一番わかっている。
自分自身で何度も、想像してしまっていた言葉が形を持ってしまった。
メッセージも、電話も、全く出なかった。
二月が終わるころには、それもすべて来なくなって。
ただ、トイレ巡回だけは消えては無くならなかった。
無言の地獄みたいな巡回が続いた。
喋らないのに、重い荷物を先に抱える手だけは、変わらずやさしい。
そのやさしさが、いちばん残酷だった。
こうして、二人は別れの明確な言葉を告げぬまま、別れてしまった。
壊れた関係は元には戻らない。
何度、あの日をやり直せたらと思ったか、数えきれない。
もしも、時間が巻き戻ったとしても。
やり直せても同じように壊れてしまうのなら。
最初から、出会わなければよかった。
◇
「まなっ!」
久しぶりに目にした陸の名前。
彼以外目に入っていなかった自分が忘れていた彼の弟の姿が、静かに海と重なったその瞬間。
衝動的に走り出してしまったまなはあっさりと海に追いつかれ、腕を掴まれてしまった。
肩で息をしているのはまなだけで、海はほとんど息切れもしていない。
校舎の外に出たばかりの場所。
昼休みではあるけれど、日当たりの悪い裏側だからか生徒の気配はない。
海の手が離れ、ゆっくりと下ろされた。
きっと逃げてもすぐに追いつかれてしまう。
そう感じたまなはそれ以上走るのを止めた。
逃げ込もうとしていた先は、数か月前の痛みが残る、あの女子トイレ。
だが今回はそこまでたどり着かせては貰えなかった。
まなの息が整ってきたころに、震える声で海がごめん、と呟いた。
「……海くんは、私と陸くんのこと、知っていたんだね」
海の目が揺らぐ。
答えを聞かなくても、それで十分だった。
「……ねぇ、兄弟そろって私をからかったの……?」
海の顔がひどく傷ついたものに代わる。
きっとそれは、自分に対して投げかけられた言葉に傷ついたのではなく、陸を疑うような言葉に傷ついたものだ。
「……なんてね。
わかってる、二人ともそんな人じゃない」
まなの瞼が、耐えるように小さく震えるのを見て、海はぎゅっと拳を結んだ手に力を込めた。
「……海くん」
「……ん?」
「……私、そんなに……かわいそうに見えた……?」
まなの言葉は、海の好きだの結婚しようだの言っていた軽口に対して向けられていた。
それを正しく読み取り、海ははっきりと首を横に振る。
「違うよ……そうじゃない。
兄ちゃんが本気で好きだった彼女がどんな人か知りたかった
だけど、好きになったのは――俺自身だよ」
海の飾らない言葉が、まなの胸を鋭く突いた。
「俺は、まなのことが大好き。
本気で愛してる」
(嬉しい、なんて思ってしまった自分が、いちばん許せない)
まなの目が悲しそうに揺れた。
「……ごめん、なさい。
海くんがいい人なのも、優しいのも、全部知っている。
だから、海くんとは付き合えない」
はっきりと言葉にしたまなに、海は一瞬傷ついた顔をしたけれど、その一瞬後には人好きのする笑顔をにこりと浮かべた。
「おっけー。
今は受け入れられないのは、そうだよな。
でもずっと俺は好きだから。
まなが、俺でもいいって思ってくれるのを待ってる」
まなの目が本気で困ったように揺れる。
「……こんなとき、泣けるようなかわいい女でもないのに……なんでそんなに優しいの?
私なんかに、やさしくしなくていいよ……」
本気の戸惑いが滲む声に、海が言い聞かせるような声音になる。
「まなは、そのままでかわいいよ」
似ていない兄弟なのに、その声だけはそっくりで。
静かにまなの目からひとしずくだけ、零れ落ちた。
受験が近づくにつれ、メッセージを交わす回数が少しずつ減った。
未遂の熱が、そっと胸を焦がし続けていた。
二月。
梅の花は綻び、ほんの少し冬の気配が薄れたころ、陸の志望した大学すべての受験が終了した。
受験が終わるとまずは休んでほしくて、まなは恋人としての甘えは何一つ言えずにいた。
多目的棟の最上階のトイレが終わり、トイレ巡回が無事に終了する。
「陸くん、お疲れ様。
本当に三学期も、受験の中でもきっちり保健委員のお仕事しちゃうから、少し心配しましたが……無事に試験が終わってよかったです」
「ありがとう……まなが、一緒に頑張ってくれたおかげだよ」
トイレ前の廊下で、ぎゅうっと抱きしめられる。
ほんの一瞬、唇が触れそうな距離まで近づいて――陸は、そっと目を逸らした。
(……やっぱり、私とはキスはできないんだね)
陸からの愛情はたくさん伝わってきているのに、それ以上を欲しがってしまった。
だからきっと、罰が当たってしまったんだと思う。
「ねぇねぇ、”まな”ちゃーん」
教室の廊下の前。
一人トイレから戻ってきたときに、声を掛けられた。
あまり親しくはない、違うクラスの女の子たち。
もし三つ子でなければ、名前を呼ばれた時点で疑問に思っただろう。
挨拶くらいはするが、個別で話したことがあるような仲ではないので、首を捻りながらも「はい?」と答えた。
「”はい”だってー」と笑いが起きる。
何が面白いのかわからず、反応に困っていると、女の子の一人が話をしだす。
「ねぇ、まなちゃんってさ、何ができるの? ペーパー補充?」
きゃはは、と笑いが起きる。
話しかけてきた子たち以外の周りの人も、なんとなくこちらの会話に注目しているのがわかる。
すごく、居心地が悪い。
「そうそう、トイレ係と言えばさぁ。
あの”トイレの貴公子”と付き合ってんの?」
「真面目そうな顔して、ね。
というか、三つ子なら顔同じだし。
まなで手を打つとか、落としやすいところ狙っていっているみたいでやらしいね」
「貴公子、トイレ係で下級生に手を出すとか、けだものじゃん」
笑い声が重なる。
誰が何を言ったかより先に、陸を笑う空気だけが、はっきりと分かった。
「……そ、そんなんじゃないよ!
浅瀬先輩とは、そんな関係じゃない!」
思いのほか大きな声になってしまい、一瞬廊下がしんとした。
「え、本当に? 付き合っているんでしょ?
キスしているの見たって人がいるよ」
「ち、違う! 本当に付き合っていない!」
(守りたかった。守ったつもりだった)
そう叫んだ瞬間、一年の廊下の先でこっちを見て固まっている陸と目が合ってしまった。
向かいには、背の高い一年生……たぶん弟さん。
全部聞かれてしまった。
気まずさと罪悪感から、目の前が真っ暗だった。
本当は大好きで大切でたまらないのに、どうしてこうなってしまったんだろう。
頭の芯がぼうっとして、何も考えられなくなる。
目頭が熱くなってくるのを、必死で耐えた。
どうやって教室に戻ったのかは、覚えていない。
陸と顔を合わせにくいな、と思っていたところで見かけてしまうのは、もう本当にタイミングが悪かったとしか言いようがなかった。
物語の神様は、本当に意地悪だ。
体育の授業。
典伽とたかちゃんに引きずられて、何とかジャージに着替えて体育館へ歩いていた。
体育館の入口付近で、陸が今度は三年の男子に囲まれていた。
どうやら、今回は三年の男子が体育館の半分を使う日だったらしい。
「なぁ浅瀬。さっき一年のほうから噂で聞いたんだけどさ、あの三つ子と付き合ってんの?」
「手堅いところ行っとこうって男心はわかるけどな!
まなちゃんが一番ガード緩そうだし、ちょっとやさしくしたら……なぁ?」
まなを馬鹿にするような言葉に、今度は陸が耐えられなくなったようだった。
先ほど聞いた、まなの付き合っていないという叫びも、心の中に残っていたのだろう。
「そんなんじゃない。
……まなとは、別に……そういうのじゃない」
「好きじゃないってこと?」
「……ああ」
「だってよ、まなちゃん。
本人目の前で言うとか、かわいそー」
ちっともかわいそうと思っていない声で、平気でそんなことを言う。
陸はその言葉で初めてまなの存在に気が付き、はっきりとしまったという顔をした。
◇
――違う、と言おうとした。
けれど、まなの顔を見た瞬間、陸の喉がひどく強張った。
彼女を守るつもりで吐いた「好きじゃない」という嘘。
それが、まなだけでなく自分自身にも深く突き刺さる。
(違う……まなは誰よりも大切な、俺の彼女だ……!)
伸ばそうとした手は、震えていた。
名前を呼ぼうとしても、声がうまく出ない。
まなが走り出すのが見えて、気が付いたら何振り構わず追いかけていた。
ああ、また俺は――大事なところで、まなを傷つけてしまった。
◇
言い方が、タイミングが、悪かっただけ。
お互いに、相手を想っての守りのための言葉だった。
だけど、心が弱っていたまなには、それが決定的だった。
その言葉を聞いた瞬間、走り出してしまった。
逃げ込む先は、体育館裏の女子トイレ。
陸が絶対に入って来れない場所。
追いかけてきた陸の、必死の声がトイレの外から聞こえた。
けれども、その言葉は音として聞こえるだけで、頭の中で意味を持って結ばれなかった。
落ち着いて考えたら、わかったのかもしれない。
陸の言葉を聞き入れる余裕があったのかもしれない。
だけれど、”ハズレ枠”の自覚があったまなが一番わかっている。
自分自身で何度も、想像してしまっていた言葉が形を持ってしまった。
メッセージも、電話も、全く出なかった。
二月が終わるころには、それもすべて来なくなって。
ただ、トイレ巡回だけは消えては無くならなかった。
無言の地獄みたいな巡回が続いた。
喋らないのに、重い荷物を先に抱える手だけは、変わらずやさしい。
そのやさしさが、いちばん残酷だった。
こうして、二人は別れの明確な言葉を告げぬまま、別れてしまった。
壊れた関係は元には戻らない。
何度、あの日をやり直せたらと思ったか、数えきれない。
もしも、時間が巻き戻ったとしても。
やり直せても同じように壊れてしまうのなら。
最初から、出会わなければよかった。
◇
「まなっ!」
久しぶりに目にした陸の名前。
彼以外目に入っていなかった自分が忘れていた彼の弟の姿が、静かに海と重なったその瞬間。
衝動的に走り出してしまったまなはあっさりと海に追いつかれ、腕を掴まれてしまった。
肩で息をしているのはまなだけで、海はほとんど息切れもしていない。
校舎の外に出たばかりの場所。
昼休みではあるけれど、日当たりの悪い裏側だからか生徒の気配はない。
海の手が離れ、ゆっくりと下ろされた。
きっと逃げてもすぐに追いつかれてしまう。
そう感じたまなはそれ以上走るのを止めた。
逃げ込もうとしていた先は、数か月前の痛みが残る、あの女子トイレ。
だが今回はそこまでたどり着かせては貰えなかった。
まなの息が整ってきたころに、震える声で海がごめん、と呟いた。
「……海くんは、私と陸くんのこと、知っていたんだね」
海の目が揺らぐ。
答えを聞かなくても、それで十分だった。
「……ねぇ、兄弟そろって私をからかったの……?」
海の顔がひどく傷ついたものに代わる。
きっとそれは、自分に対して投げかけられた言葉に傷ついたのではなく、陸を疑うような言葉に傷ついたものだ。
「……なんてね。
わかってる、二人ともそんな人じゃない」
まなの瞼が、耐えるように小さく震えるのを見て、海はぎゅっと拳を結んだ手に力を込めた。
「……海くん」
「……ん?」
「……私、そんなに……かわいそうに見えた……?」
まなの言葉は、海の好きだの結婚しようだの言っていた軽口に対して向けられていた。
それを正しく読み取り、海ははっきりと首を横に振る。
「違うよ……そうじゃない。
兄ちゃんが本気で好きだった彼女がどんな人か知りたかった
だけど、好きになったのは――俺自身だよ」
海の飾らない言葉が、まなの胸を鋭く突いた。
「俺は、まなのことが大好き。
本気で愛してる」
(嬉しい、なんて思ってしまった自分が、いちばん許せない)
まなの目が悲しそうに揺れた。
「……ごめん、なさい。
海くんがいい人なのも、優しいのも、全部知っている。
だから、海くんとは付き合えない」
はっきりと言葉にしたまなに、海は一瞬傷ついた顔をしたけれど、その一瞬後には人好きのする笑顔をにこりと浮かべた。
「おっけー。
今は受け入れられないのは、そうだよな。
でもずっと俺は好きだから。
まなが、俺でもいいって思ってくれるのを待ってる」
まなの目が本気で困ったように揺れる。
「……こんなとき、泣けるようなかわいい女でもないのに……なんでそんなに優しいの?
私なんかに、やさしくしなくていいよ……」
本気の戸惑いが滲む声に、海が言い聞かせるような声音になる。
「まなは、そのままでかわいいよ」
似ていない兄弟なのに、その声だけはそっくりで。
静かにまなの目からひとしずくだけ、零れ落ちた。