獰猛な竜騎士と草食系悪役令嬢
「……なんだか、変な人に気に入られてしまったんです。仕事中の温室にやって来るので、どう対処しようかと」
望んでもいない興味を抱く謎の男性の対応にだいぶ疲れていた私は、事の次第をヴィルフリートに正直に話した。
本当に疲れていた。だって、いくら断っても断っても、柳の枝が強い風にしなるように聞いてはもらえないのだから。
「はあ? なんだよ。良くわからない奴に気に入られたのか」
「そうです。最初は温室で昼寝していたんですけど……私が水やり中に薬草に話し掛けていたのが、面白かったみたいで……」
「はあ? なんだよ。先に言えよ……それは間違いなく、面白いだろ」
ニヤリと悪く笑ったヴィルフリートは私こそが何を言ってるんだと、言わんばかりの反応だ。
薬草に話し掛けるのは適切な発育のためであって、私自身が話し相手に困っているという訳ではないのですけどね……!
「そういう……私が面白い面白くないとかの、話ではないんです。何度も何度もお茶に誘って来るんですけど、断っても断ってものらりくらりとするばかりで……困っているんですが、諦めてもらえなくて……」
望んでもいない興味を抱く謎の男性の対応にだいぶ疲れていた私は、事の次第をヴィルフリートに正直に話した。
本当に疲れていた。だって、いくら断っても断っても、柳の枝が強い風にしなるように聞いてはもらえないのだから。
「はあ? なんだよ。良くわからない奴に気に入られたのか」
「そうです。最初は温室で昼寝していたんですけど……私が水やり中に薬草に話し掛けていたのが、面白かったみたいで……」
「はあ? なんだよ。先に言えよ……それは間違いなく、面白いだろ」
ニヤリと悪く笑ったヴィルフリートは私こそが何を言ってるんだと、言わんばかりの反応だ。
薬草に話し掛けるのは適切な発育のためであって、私自身が話し相手に困っているという訳ではないのですけどね……!
「そういう……私が面白い面白くないとかの、話ではないんです。何度も何度もお茶に誘って来るんですけど、断っても断ってものらりくらりとするばかりで……困っているんですが、諦めてもらえなくて……」