幼なじみ注意報
ドンドンドンドンドンドンッ!!
到着と同時に激しく扉を叩く。
抜かりのない男なので必ずサボる時は鍵をかけて寝ているからこの方法で呼び出すのも仕方なし。
というかこれもまたリピートだよ……。
なら、もう確定で─────
「うるっさいんだけど。普通に呼べよ躾のなってない犬か」
予想通りに勢いよく開いたスライド式の扉は、すごい音を立てて今にも壊れそうな悲鳴を上げる。可哀想に……合掌。
「誰が駄犬だって?それより途中まで一緒にいたはずなのに、いつの間に消えたわけ?忍者かなんかか!てか尊が朝からいないせいでわたしが怒られたんだけど!意味不明!迷惑!理不尽!」
「はいはい、わかったから。とりま理不尽に怒られると思ったこと全部口に出すのやめようねーステイステイ」
「ぅ、ごめん……」
やめて。
黙ったら「good girl」って呟くのほんとやめて。バレてるから。
犬じゃないからほんとに勘弁して。