幼なじみ注意報
「茉白はほんとに素直だねー(笑)」
「うるさ…」
だってほんとに悪かったと思ったし。
八つ当たりだったって認めるくらいしますよもちろん。それとは別に(笑)つけてんのが腹立つけど。
……しれっとほんとの犬にやるみたいに撫でようとすんな!
「で、どうしたの?滅多に近寄らないここまで来るなんて」
「1時間目出て」
「なるほど。なんで?」
「出てもらわないと、困るから……尊が」
「俺が?茉白じゃなくて?」
「まぁわたしが怒られたくないのもあるけど……あ、っと、留年するかもじゃん。それにもし留年して1学年下と一緒に勉強とか、尊嫌いそうだし…」
苦し紛れの理由にふぅん、と納得したのかしてないのか曖昧な返事をして。
尊のキラキラとしたキャッツアイがなにか探るように影を濃くして見つめてくる。