遠い君と今日、キスをした
「目つぶって、安心して絶対にキスはしない」

会場中が盛り上がっているなかそれを下げるのもさすがにむりで

勇先輩に従おうと、目を閉じたとき

「なにしてんの?」

記憶のなかよりは少し低い
だけど、聞き慣れた声

「りつ、は」

「久しぶりー、元気そうで安心したー」

「なに?ななさんに振られたの?」

「振られてねーよ。てか、キスするつもりもなかったし」

「ざけんな、近づく時点でアウトだわ」

「え〜、別いいじゃん。もう、別れたんでしょ?」
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