遠い君と今日、キスをした
目の前で、ふたりが交わす言葉をききながら

「まっ、なん、、で」

「いや、それはこっちのセリフ来るなんて聞いてない」

律羽の瞳にとらえられた、どうしようもないくらいに好きが溢れだしてくる。

「ふたりとも、いったん帰っておいで」

気づけば、会場中の視線が集まっていた。
律羽のチームメイトや監督なども冷やかしはしているがとめに来る気配もなく
つくづく、自由な国だなと感心する。

「えっと、、いったんベンチ戻ったほうが、
いいんじゃ?」

「そのネックレス渡したときに言ったこと覚えてる?」

わたしの言葉をさえぎるように聞いてきた。
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