初恋の相手と運命の再会を果たしたら、イケメン社長になっていて溺愛されています
「それじゃそろそろお店を出よっか。美優、行こ」

彼が先に席を立ち、私の元へと駆けつけ、私が座っている椅子を引いて、立ちやすいようにしてくれた。

「うん。行こっか」

私が椅子から立つと、彼が手を差し伸べてきた。
私は彼の手を取り、一緒にお店の入り口まで手を繋ぎながら歩いた。

「お会計をお願いします」

「畏まりました。合計で八万六千円となります」

一回の食事で八万円以上…。私には高すぎる食事だ。

「カードでお願いします」

「畏まりました。こちらの機械にカードを差し込んで頂いて、その後にパスワードの入力をお願い致します」

店員さんに指示された通りに、彼はお会計を済ませた。
八万円以上のお会計にも怯まずに、淡々とお会計を済ませる。さすが社長だ…。

「ありがとうございました。またのお越しをお待ちしております」

店を出て行く私達に、店員さんが頭を下げた。
私はまだお会計の値段を引き摺ったままだった…。
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