初恋の相手と運命の再会を果たしたら、イケメン社長になっていて溺愛されています
「初めてだよ。そういう柊真は誰かに見せたことあるの?」

柊真ならこれまでお付き合いした女性に何度も見せてきたのであろう。
そんな姿を想像して、勝手に過去のお相手に嫉妬している。過去に嫉妬したって意味はないと分かっていながら、柊真への気持ちが溢れて止まなかった。

「ないよ。美優に初めて見せた」

驚きを隠せない。柊真の初めての相手が私…。
柊真は優しいから私に話を合わせてくれた可能性もあるが、わざわざ優しい嘘をつく必要もない。
となると本当に初めての相手が私ということになる。柊真が未経験なことが意外だった。

「そうなんだ。初めての相手が私で嬉しいけど、お願いだから柊真、服を着てください…」

経験がない私には、柊真の今の姿は刺激が強かった。

「ごめん。服を着てくるね」

再びバスルームへと戻り、上下共に服を着てから戻ってきた。

「ごめんね。ちゃんと服を着てきたよ」

上裸でパン一ではなくなったので、これで一安心だ。

「それならよかったです…」

意識しているのは私だけなのだろうか?上裸ぐらいなら見られても、柊真は気にならないのだろうか。

「いつも家ではパンツ一丁だったから、つい癖で。美優の前でだらしない姿をお見せして恥ずかしい…」

柊真も上裸を見られることは恥ずかしいみたいだ。見られても平気ではないことに安堵した。
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