初恋の相手と運命の再会を果たしたら、イケメン社長になっていて溺愛されています
「社長、ご馳走様です。今日はお二人がお付き合いしていることを教えてもらえて嬉しかったです。二人のこと応援してます。どうか末長くお幸せに」

峯さんが私達のことを心から祝福してくれた。峯さんの言葉により、忸怩たる思いが晴れた。

「峯さん、ありがとう。峯さんに私達のことを知ってもらえてよかったって心の底からそう思ってる」

峯さんは会社の中で唯一、仲が良い同僚の一人だ。
これまでお互いに仕事のことやプライベートなことをたくさん話してきた。
だからこそ私は峯さんに知って欲しいと思ったし、峯さんなら心の底から私の幸せを祝福してくれると信じていたので、お伝えすることができてよかったと思っている。

「社長、私のことも招待していただき、ありがとうございます」

飯田さんも柊真にお礼を伝えていた。柊真の友人として、秘書として、嬉しかったのであろう。

「当たり前だろう。俺達は友達なんだから」

「そうだな。悪い。社員の手前、畏まった態度しか見せられなくて」

「いいよ。仁にも立場ってもんがあるからな」

どうやら柊真は飯田さんのことを仁と呼んでいるみたいだ。
呼び方から二人の仲の良さが伺えた。

「お疲れ様です。俺は一足お先に失礼致します」

高橋くんは一応、一言告げてからその場を去った。まるでこの場から逃げ去りたいかのように。
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