初恋の相手と運命の再会を果たしたら、イケメン社長になっていて溺愛されています
私と柊真がお付き合いしていることは、打ち明けた三人以外はまだ知らない。
幸いまだ社内にバレている様子はないので安心している。
それでもなるべく会社の人に見られないように用心するのは大事だ。今の段階で会社の人に見られたら社内が騒然としてしまう。
今はまだ避けたい。できれば穏やかに会社で過ごしたいと考えている。
社内恋愛の大変さを痛感している。相手が柊真ともなればより…。

車を走らせて数分後、柊真が住んでいるマンションに着いた。
送ってもらった運転手さんにお礼を言い、下車した。
そのままマンションの中へと入り、オートロック式になっているため、エントランスにあるロックを解除し、中へと入る。
エレベーターで最上階へと向かい、部屋の前に着いたら鍵で玄関を解錠し、部屋の中へと入った。

まだ柊真は帰宅していないため、先に夕飯の支度とお風呂の準備を行う。
柊真はいつも帰りが遅い。社長として業務が多忙なのもあるが、たまに会食もあったりするため、夜中に帰宅することが多い。

社長だから仕方がない。付き合いもあるし、彼にとってそれが仕事なのだから。
それでも彼の帰りが遅くなるのは心配で。できるだけ早い時間に帰ってきて欲しいと願っている。
今日は事前に連絡がなかったので会食はない。あともう少ししたら帰宅するはずなので、お風呂を洗い、お湯を張った。

お風呂の準備が整ったので、今から夕飯の支度をしようと思っていたら、タイミング良く柊真から連絡が入った。《仕事が終わったよ》…と。
《お疲れ様》というスタンプを送り、私は料理をしながら彼の帰宅を待った。
連絡をもらって数分後、玄関の鍵が解錠する音が鳴り、彼が帰宅したのがすぐに分かった。
< 70 / 103 >

この作品をシェア

pagetop