初恋の相手と運命の再会を果たしたら、イケメン社長になっていて溺愛されています
「美優、お待たせ」

あれから彼はお風呂上がりに服を着るようになった。一緒にお風呂に入ることが多いので、服を着ることが習慣化したのであろう。
今日は何もしないので、ちゃんと寝巻きを着ている。

「どうする?もう寝る?それとも映画を観る?」

まだ起きていたいので、映画を観ることにした。

「まだ寝るには早いから、映画が観たい」

「了解。映画を観ますか」

テレビの電源を入れ、加入しているVODサービスのアプリを立ち上げた。
適当に人気の映画を再生し、二人でソファの上に寛ぎながら映画を観た。
最初は肩と肩をくっつけていただけだが、途中で手を繋いだ。
そのまま最後まで映画を観終え、感想を言い合った。

「そろそろいい時間だから寝ますか」

ソファから立ち上がり、洗面所で歯を磨いてから、寝室へと向かった。
柊真が布団を捲り、先に私をベッドの上に寝かせくれた。後に続いて彼が布団の中に入ってきた。

「美優、おいで」

彼が手を大きく広げた。抱きしめて眠る約束を覚えてくれていたみたいだ。
私は彼の腕の中に入り、正面から抱きしめ合った。彼の腕の中にいるだけで、私の心は安らいだ。

「ありがとう。約束を覚えてくれていて…」

「俺が抱きしめながら寝たかっただけだよ」

彼はそう言ってくれたが、私のためを思ってそう言ってくれたのであろう。

「そっか。でもありがとう」

「どういたしまして」

それ以上何も会話はせず、そのままお互いに眠りに落ちた。
彼の温かい体温が心地良い眠りに誘ってくれた。お陰でぐっすり朝まで眠れた。
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