初恋の相手と運命の再会を果たしたら、イケメン社長になっていて溺愛されています

           *


目を覚ますと、知らない天井が真っ先に視界に入り込んだ。
ここはどこ?会社で意識を失ったところまでは覚えている。でもそれ以降の記憶がない。

「美優、大丈夫か?」

目を覚ました私を真っ先に心配してくれたのは柊真だった。
悲痛な表情を浮かべた柊真を見て、事の重大さをようやく理解した。

「柊真、ごめんね…」

「どうして美優が謝るんだ?美優は何も悪くないだろう…」

私の言葉でより柊真の表情が辛く苦しそうな表情になった。
どうやら私は選択をミスしてしまったみたいだ。より柊真を悲しませてしまった。

「柊真に迷惑をかけちゃったから。だからごめんねって謝ったの」

「そんなことない。俺のせいでこうなったんだから」

柊真は何も悪くない。柊真を信じきれなかった自分に非がある。

「柊真は何も悪くないよ。悪いの私。柊真の言葉を信じきることができなくてごめんね…」

「そんなの信じられなくて当然だ。恋人に他の異性の影があるだけでも不安なのに、その相手がお見合い相手だったなんて知ったら不安にならない方がおかしい。俺が逆の立場でも不安になるし、信じたくても信じられない」

柊真が必死に訴えかけてくれた。私の立場になって考えた上で、私の気持ちごと受け止めてくれた。

「だから、俺の方こそごめん。こんなに事態が大きくなるなんて思ってもみなくて、相手を舐めてた。こうなったら正面切って戦ってやる」

柊真なりに責任を感じているのであろう。私が倒れたことで、より柊真に責任を背負わせてしまった。

「柊真、あまり無理しないで。相手が手強いことはわかってるから」

柊真はちゃんと向き合い、相手に対して誠意ある行動を示していたと思う。
それでもなかなか諦めてくれない相手に問題があり、柊真が必要以上に責任を感じる必要はない。
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