欲望と煩悩の狭間で初恋の彼女を愛でる
「うん……幸成…」
「何?」
梨花子は目を覚ました。
「私、何か言った?」
「俺の名前呼んだ(笑)」
隣にいる梨花子を抱きしめてくれた。
「夢見てた?」
「覚えてないんだけど…自分が何か喋った感じがして目が覚めた…」
「梨花子の夢の中に俺がいたんだな」
「でもいい夢がどうかはわからないよ」
「そう?」
「幸成がどっか行っちゃって追いかけてるとか…」
「俺不安にさせてる?ちゃんと帰ってきたから大丈夫だよ、梨花子とひっつくのはやっぱりいいな」
梨花子の身体を少し上に上げ、腕枕をした。
「私も…」
2人は着替えてホテルの朝食ビュッフェを食べ、支度をして幸成の案内で東京の名所を1日まわったのだった。
明日は大晦日で実は幸成の誕生日でもある。
何回目かのデートの時に話してくれたのだ。
年末から年明けの寺や神社の忙しい時期に産まれたと…
田舎の寺は自分達で鐘をついて帰るようになっていて、幸成の出産時にお父さんはおじいさんに任せて病院に来てくれていたそうで、俺って産まれた時から手がかかっていたんだと話してくれた。
明日は行きつけのBARで誕生日をいつも祝ってくれているから一緒に行こうと言ってくれている。
「私は幸成の好きな物をまだ知らないからプレゼントは一緒に買いに行きたいと思ってるの、どうかな?」
「俺の欲しいものは梨花子なんだけど?」
梨花子は真っ赤になった。
「えっと…じゃあもう渡し済みということで…」
「いやいや、梨花子の身体が許すなら毎日でも抱きたいよ」
「元気過ぎない(笑)?」
「絶対明日はずっと抱くから」と言いながらさり気なく梨花子の服を脱がしていく幸成。
「梨花子と繋がりながら誕生日を迎えたい…」
真っ直ぐに見つめてくる幸成に梨花子は自分から幸成を抱きしめた。
「梨花子は細くて力入れて抱くと壊れそうだ」
「細いかな?」
「細いよ、でも出てるとこはちゃんと出てるんだよな」
梨花子の胸を優しく触っていく。
「俺さ…いや、やっぱりいいや」
「何?」
「梨花子の事って中学から知ってるじゃん?それで高校で同じクラスにまたなった時にめっちゃこの胸をこっそり見てた」
「え?どういうこと?」
「あー、変態みたいで嫌なんだけど成長具合がわかるっていうか…勝手に想像して1人で興奮したっていう若気の至り」
「本当に若気の至りね(笑)」
「ごめん、制服っていいんだよな、ブラウスの膨らみ加減とか、梨花子は細いから胸あるのにウエスト細くて、絶対男子は見てたはずなんだよなー」
上半身を脱がせると幸成は梨花子の胸に顔を埋めた。
「柔らかい…昔の俺に言いたい、あの胸は俺のモノになるんだぞって」
梨花子は幸成の頭を撫でた。