欲望と煩悩の狭間で初恋の彼女を愛でる
「…あぁっ…ハァハァ…幸成、幸成」
「ん?どうした?」
「いいっ…」
「うん、梨花子、可愛いよ…俺だけの為に啼いてくれよ」
梨花子はそのまま眠ってしまった。
「梨花子…」
幸成はピタッとひっついている梨花子の頭をゆっくり撫でた。
もう絶対に手放さない…
俺の欲はこれから梨花子と家庭に全力で注ぎ込む。
「俺の…梨花子…」
幸成も深い眠りに入っていった。
「幸成、起きて!」
「ん…」
「そろそろ支度して」
「もうそんな時間?」
「うん、よく寝てたね(笑)」
「昨日は満足してぐったりしてたかも」
「私寝ちゃってたよね、本当に満足?」
「あと1回くらいは(笑)」
「ふふっ、体力つけるね」
「何か寄り添ってくれるのがめっちゃ刺さるんだが」
「だって、お互いね(笑)」
「俺さ修行入ったら性欲我慢しなくちゃいけないんだぜ」
「仕方ないでしょ、そんなこと言ってたら子供が出来たらしばらく出来ないよ」
「そっか…それも修行か…」
2人はホテルを出て3泊4日でグァム旅行に出発したのだった。
実はグァムから帰ると1日東京で仕事場に顔を出すことになっていて、グァムから帰ると年末に泊まったホテルに荷物を運び、お土産を持って幸成の会社へ出かけた。
「お疲れ〜」
幸成の後に梨花子もお邪魔しますと入っていくと5人の人が仕事をしていた。
「社長、お疲れ様です」
「これお土産、みんなで食べな」
「白木は?」
「もうすぐ帰ってきます」
「社長、グァムに行ってきたんですか?」
お土産をわけようと開けていた男性社員が聞いてきた。
「そうだよ、新婚旅行でな、嫁さんの梨花子だ」
後ろにいたはずの梨花子がいない。
「あれ?梨花子?」
ひょいと部屋の入り口から顔をだした。
「入ってこいよ、いないからびっくりしただろ」
「でもお仕事中なので…私はここで大丈夫」
「大丈夫です、休憩しましょう」
服の発送準備をしていたらしくみんなは手を止めてソファの方へ移動した。
「コーヒーで大丈夫ですか?」
「はい、すみません」
お土産を食べながらアットホームな雰囲気に梨花子も緊張が解けてきた。
「社長、グァムの写真見せてくださいよ」
「いいぞ、景色がすごかったな、梨花子」
「うん」
テーブルに幸成のスマホが置かれ、1枚ずつスライドしていく。
「天気も良くてさ、楽しかったー」
「ゴルフもしてる、奥さんスタイル良すぎ、モデルですか?」
「いえ、普通の田舎娘です」
「楽しそう〜」
「マジで楽しかった、なっ」
「うん」
しばらく話していると車庫に車が入ってくるのがわかり幸成は白木だと言った。