キミだけは、抗えない。
3番ホームで side愛里清
私、胡依愛里清の日常
ガタンゴトンと音を立てて、私がいる
3番ホームを通過した準急列車を
ボーっと眺めた後、次の列車を待つ。
次の普通列車が、私が乗る列車だ。
私は、必ずと言っていいほど、毎日
この列車の三号車に乗る。
ようやく来た普通列車のドアが開き、
人々が吸い込まれるように、列車に
乗り込んでいく。
おっと、申し遅れました。
私は胡依愛里清。
律栄館学園に通う中2。
どこにでもいそうな普通の女子だ。
胸まで伸ばしたストレートのロングヘアを
結ばすおろしている。
本当に、こんなお世辞にも可愛いとは
言えない容姿の私に『胡依』⁉︎しかも
『愛里清』⁉︎もっと合う名前
あったよね⁉︎お母さん‼︎お父さん‼︎
しかも『愛』なんて可愛い文字
入れちゃってさ‼︎
それに読もうと思えば『愛里清』
って読めるし‼︎
まぁ、ちゃんと考えて、願いを込めて
つけてくれた名前なんだよね。
すると、クラスメイトの三条千輝くんが堂々と乗って来た。
「虹ー、あのさー」
「…何」
千輝くんの挨拶に、眠そうに返事を
返した男の子は…
私の好きな人、夏凪虹くん。
成績優秀・容姿端麗。
欠点を探す方が難しいほど完璧。
おまけに超モテる。
1ヶ月に手で数えきれないほどの女の子に
告白されるとか。
背も高く、身長150cmちょっとの私は
見上げないと虹くんを見られない。
「…おはよ、愛里清ちゃん。」
「お、おはよう、虹くん…」
虹くんと話せるのは、この時くらい。
でも話せるだけ嬉しくて、口元が緩む。
3番ホームを通過した準急列車を
ボーっと眺めた後、次の列車を待つ。
次の普通列車が、私が乗る列車だ。
私は、必ずと言っていいほど、毎日
この列車の三号車に乗る。
ようやく来た普通列車のドアが開き、
人々が吸い込まれるように、列車に
乗り込んでいく。
おっと、申し遅れました。
私は胡依愛里清。
律栄館学園に通う中2。
どこにでもいそうな普通の女子だ。
胸まで伸ばしたストレートのロングヘアを
結ばすおろしている。
本当に、こんなお世辞にも可愛いとは
言えない容姿の私に『胡依』⁉︎しかも
『愛里清』⁉︎もっと合う名前
あったよね⁉︎お母さん‼︎お父さん‼︎
しかも『愛』なんて可愛い文字
入れちゃってさ‼︎
それに読もうと思えば『愛里清』
って読めるし‼︎
まぁ、ちゃんと考えて、願いを込めて
つけてくれた名前なんだよね。
すると、クラスメイトの三条千輝くんが堂々と乗って来た。
「虹ー、あのさー」
「…何」
千輝くんの挨拶に、眠そうに返事を
返した男の子は…
私の好きな人、夏凪虹くん。
成績優秀・容姿端麗。
欠点を探す方が難しいほど完璧。
おまけに超モテる。
1ヶ月に手で数えきれないほどの女の子に
告白されるとか。
背も高く、身長150cmちょっとの私は
見上げないと虹くんを見られない。
「…おはよ、愛里清ちゃん。」
「お、おはよう、虹くん…」
虹くんと話せるのは、この時くらい。
でも話せるだけ嬉しくて、口元が緩む。
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