両手いっぱいの、大好きを。

性別逆転カフェ計画、始動!

「ん゙ぅ゙〜〜」

虹くんが、声にならないような声を発した。

現在、虹くんはメイド服を試着中。

私は、心結の隣でメイクされている状態だ。

「ねぇ愛里清」

「なぁに?心結」

「夏凪、やばくない」

「うん…可愛いとかっこいいがスムージーのように入れ混じっててカオス!」

メイクしてくれていた委員長と隣に座っている心結が吹き出した。

「スムージって何、ふふっ」

「うん、愛里清はやっぱり馬鹿だなぁ…」

「ちょ心結!?悪口〜っ!」

「ごめんって」

もう…心結は対応が軽いんだよぉ…

『体重』も、ね。

「ねぇ、メイク終えたらあの子達ぶっ倒れるよ」

「多分」

その時、女の子がやってきて言った…

「虹くんの、メイドバージョン完成だよ!!」

と、大声で―――。
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