両手いっぱいの大好きを。
「でさ、虹‼︎この子超可愛くない⁉︎
陽晴ヶ丘中にいるんだぜ!俺の友達の彼女なんだけど!」

「可愛くない。」

そ、即答しちゃった。

「おい、人の彼女を可愛くないって
即答すんなや。容姿はもう天使だよ。
この子に告白されたら、
世の男はみんな落ちると思うぜ?」

千輝くんのスマホには、どんな可愛い子が
映っているのかな…

その時、偶然千輝くんと目が合った。

「愛里清ちゃんも見る?ほい。」

う、うわぁ〜

「可愛いっ…!」

画面に写っていたのは、とっても可愛い女の子2人のツーショット。

「だよね!虹は理想が高いんだよ‼︎
そんなんじゃ彼女できねーぞ!」

やっぱり、虹くんの理想は高いんだ。

私なんか、眼中にもないんだろうな…

「うるさい。俺は好きな子以外は
可愛く見えないだけ。」

改めて、諦めたくもなる…

けど、諦められないくらいに、

私はキミが、好きなんだー。

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