幼馴染み勇者様との一途な身代わり初恋♡~勇者の幼馴染という負けポジションの妹の身代わりになったつもりで、つもりだったのに何故か執着溺愛されちゃった私の誤算。~
「フェリクス。ねえ。どうして、そんなに冷たいのよ」

「お前との仲で、変な誤解をされたくないんだよ。ああ。アリーチェ。エリザベスは、育ちのせいか距離が近いけど、俺たちの間には、まじで何もないから。これまでもこれからも、永遠に何もない。世界を救うために共に長旅をしただけの存在」

「えっ……?」

 突き放すようなフェリクスの冷たい言葉に、傷ついたエリザベスの緑色の瞳。

 おそらく、それはフェリクスはこれまでは彼女のスキンシップに、ここまであからさまに拒否はしていなかった……ということなのかもしれない。

 そう思うと気になってしまう気はするけれど、四六時中一緒に居るのだから、彼女を完全に拒否することは難しいものね。


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