夜の月


「おい、どうした」


と、声が聞こえたが傷の痛さとこの醜い目を見られたことによって私の頭はだいぶパニック状態に陥っている。


はぁっ、はぁ、


突然、息がしづらくなってきた。


な、なにこれ、い、息ができないっ、


「はぁっ、っ、はぁ!くる、しぃ、」


「おいっ」


グイッ


「っ、」


「過呼吸か、ゆっくり息を吸え」


「はぁっ、っ、んっ、はぁ、で、でき、な、いっ!」


「チッ、」


すると突然、男の顔が近づいてきたと思ったら、


「んっ、!?」


唇に温もりを感じた。


き、キスされてる?いや、これは呼吸を、整えるため。


何度も角度を変えて、深いキスが降ってきた。


私も苦しいのから逃れたくて、目の前の男に必死にしがみつき、男に答えた。


「んっ、、んぁっ、はぁ、んんっ、、!」



しばらくして、男が離れた。


「はぁっ、はぁ、、っ、?、」


苦しくなくなった、、よかった、死んじゃうのかとおもった、


それでも余韻が残ってるのか、熱い息が口から漏れる。


「はぁ、はぁっ、//」


「もう大丈夫だな」


男の声で我に返り、


「っ、ご、ごめんなさっ、」


必死に謝った。


今すごく、みっともない顔になってるに違いない。


「いやいい」


っ、、


何でここまでしてくれるのか、本当に分からない。


だけど、この男の体温と香水の匂いだろうか、すごく私を安心させてくれる。


下を向いていた顔を、上へ向け、


「あ、ありがとう、ございます、」


「フッ、いい。気にするな」


男は、その無表情な顔を少し緩ませ笑った。


「っ、!!」


思わず見とれてしまった。いや、見とれない方がおかしい。顔面が強すぎるのでは、?


そんなことを思っていたが、昔に1度だけ見たことがあるような、?さっきの夢に出てきた男の子だろうか、?


いやいや、こんな所にいるわけ、ないよね、?




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