夜の月


「あ!こら女の子が舌打ちなんてダメだよ?」


なんて言い出したこのチャラ男を殴り飛ばしたい。出来ることなら。


「おっと、いじめすぎちゃったね!ごめんごめんっ」


野生の勘だろうか、必死に謝ってきた。


だから無視して、霜月翡翠を見た。


パチッ


「っ、」


霜月翡翠が私を見ていてバッチリ目が合ってしまって気まずいので、もう一度睨んだら、


「誘ってんのか」


コソッと耳元で、艶のある声でそんなことを言い出した。


ボアッ


顔全体、いや身体全体が熱くなるのを感じた。


「なっ、//」


「冗談だ」



真顔でそんなこと言われても、説得力にかけるんですけど!?


なんなのこの人達!!


また、この部屋の中が笑いで溢れたのは言うまでもない。


でも、気分は悪くなかった。バカにされた気分だけどね、、。


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