夜の月
「うん、」
覚悟を決めて話すことにした。
さっきまで霜月翡翠の服を掴んでいた手を離して、私の手に重なってる手を握った。
「ふぅ...えっと、ね」
「ゆっくりでいいですよ。」
「うん。あの、そんなに大したことじゃないんです。」
「大丈夫だよ〜」
「そうだよ!気にしないで夜ちゃんのペースで話してごらん!」
とそれぞれ優しい言葉をかけてもらったら、ちょっと勇気が出てきた。
この人達なら、大丈夫、霜月翡翠がそう言ったんだから私も信じなきゃだよね、!
私は勇気をだして今被っているフードを脱ぎ、目まで隠れている長い前髪を上にかきあげ、3人を見た。
「「「っ、!」」」
私を見た3人は、目を見開いて声にならない息を漏らした。
やっぱり、気持ち悪かったのかな、この普通の人と違う瞳の色。